『月刊 介護ビジョン』2014年5月号で執筆しました。

こんにちは。最近、介護に関心を深めている竹内です。
ということで、介護業界の経営誌『介護ビジョン』にちょこちょこ書かせていただくことになりました。

担当したのは、特集「人手不足を解消する非常識経営のススメ」の中のひとつです。
ピラミッド型組織から全員参加の自立型組織への転換をはかった「小規模多機能型居宅介護事業」という長い名前の分野を手掛けている社会福祉法人マザアズ小規模多機能ホーム「みなみだいら」さんという、これまた長い名前の施設を取材しました。

ちなみに、小規模多機能型居宅介護事業とは、在宅介護を様々なサービスによってサポートしてくれる施設です。スタッフは家に来て家事を手伝ってくれたり、買い物を手伝ってくれたり、昼間だけ預かったり、一晩預かったりといった具合です。それでいて料金は定額です。

少ない人数で、どうして、こんな多様なサービスを提供できるのか。その謎がスルスルと解けた個人的にも有意義な取材でした。


40歳を過ぎたら“捨てる”が勝ち!!  『月刊BIG tomorrow』6月号で一部執筆しました。

BIG tomorrow (ビッグ・トゥモロウ) 2014年 06月号 [雑誌]

こんにちは。
年齢を重ねると、いらないものが増えてきますよね。

内臓脂肪とか、痩せていた頃の洋服とか、皮下脂肪とか……。
ああ、お腹まわりもそうなんですが、仕事まわりにも結構、増えるものです。

ムダに経験を積んだ結果、過去の成功体験に縛られたり、逆に失敗を引きずったり。
なんとなーくで残している資料の山や、もらった名刺の束とか。

そういうの、スパッと捨てたほうがスイスイ仕事できるんじゃない?
ということで、私・箱田が、『月刊ビッグトゥモロウ』にて一部執筆させていただきました。
「40歳を過ぎたら“捨てる”が勝ち! デキる人の『経験』『人脈』『情報』の“手放し方”」という特集であります。

また、弊社・杉山は「関西流お金を使わないで年商1億円稼ぐ仕組み」という特集を担当。
関西発祥のユニークビジネスをじゃんじゃか紹介しております。
設けのヒントが得られると思いますので、こちらもぜひ。

それにしても、年をとると、ほんといろんなものが増えるんですが、お金だけ増えないのは何なんでしょうね。


『図解&事例で学ぶ ビジネスモデルの教科書』未掲載原稿を公開

図解&事例で学ぶ ビジネスモデルの教科書

本を作るとき、ページの都合上、原稿を削ぎ落とすことがあります。
『図解&事例で学ぶ ビジネスモデルの教科書』でも、そんなことがあり、
以下の「BOPビジネス」の原稿を最終的に削りました。
ビジネスモデルを考える上でヒントになる視点だとは思うので、よろしければご参考ください。

(以下です)
 「BOP」という言葉をご存知でしょうか。ベース・オブ・ザ・ピラミッドの略で、途上国に暮らす低所得者層の人々をあらわしています。
 企業の社会貢献が求められるなか、このBOP層の自立や生活向上を支援する「BOPビジネス」が、脚光を浴びています。
 バングラディッシュのグラミン銀行はその代表格です。大学教授だったムハメド・ユヌスが、銀行でお金を借りられないBOP層を対象とした少額融資のシステム(マイクロクレジット)を考案。借り主を含めた5人の互助グループをつくれば、無担保でお金を借りられるようにしました。これがBOP層の人に支持され、8000万人以上(うち97%が女性)が、生活の立て直しに利用。ユヌスはこの功績がたたえられ、ノーベル平和賞を受賞しました。
 一方、イギリスのユニリーバは、途上国のBOP層の人が買えるように、石鹸や洗剤、シャンプーなどを小分けにして販売しました。こうして清潔な環境づくりを後押しするだけでなく、商品を戸別販売するスタッフにBOP層の人を雇うことで、雇用も生み出しました。
 住友化学が始めたのはBOP向けの蚊帳ビジネスです。マラリアを媒介する蚊を寄せ付けない防虫剤を含んだ繊維の蚊帳を開発。製造ノウハウをアフリカ企業に無償供与し、現地生産できるようにしたのです。現在は世界50カ国にこの蚊帳が普及。アフリカで約8000人の雇用を生み出しています。
 自社のノウハウを用いて、BOP層の自立や生活向上を支援する。このような視点から、ビジネスモデルを考えてみるのも良いかもしれません。


【ビジネスモデルの参考書・6】『企業家とはなにか』

図解&事例で学ぶ ビジネスモデルの教科書

こんにちは。
『図解&事例で学ぶ ビジネスモデルの教科書』と合わせて読みたい「ビジネスモデルの参考書」。
6冊目は、『企業家とはなにか』。
今回、監修をしていただいた専修大学経営学部教授の池本正純先生が2004年に書かれた本です。
企業家とはなにか―市場経済と企業家機能
池本先生に監修をお願いしたきっかけは、懇意にしていたある先生から、「池本先生が適任ではないか」とご紹介を受けたことでした。専修大学の研究室に緊張しながらお伺いすると、「ああ、どーもどーも~」といった感じのフレンドリーな方で、ホッとしたのを思い出します。

池本先生が専門に研究されているのは、「企業家(企業者)論」。企業家とは、シュンペーターやマーシャル、カーズナーなどさまざまな経済学者によって研究されてきた経済学の概念です。一言で言いにくいのですが、「新しいビジネスモデル、イノベーションを生み出すリーダー」といったところでしょうか。

そんな池本先生に「『企業家論』から見たビジネスモデル」の話を伺うと、
「ビジネスモデルの構築とは、『いまだ満たされていないニーズ』と『いまだ活用されていない資源』を見つけ出し、両者の橋渡しをすること」。
その定義が、以後、『ビジネスモデルの教科書』を書き進める上でのベースとなりました。

『ビジネスモデルの教科書』では、「企業家」についてそれ以上のことは触れていませんが、『企業家とはなにか』を読めば、「企業家とは何か」「企業家の役割とは何か」などを深く理解できます。ビジネスモデルを生み出す礎を築ける一冊です。


読んでいない本について堂々と語る! PHP『THE21』2014年5月号で一部執筆

THE 21 (ザ ニジュウイチ) 2014年 05月号 [雑誌]

こんにちは。杉山です。
PHP研究所のビジネス誌『THE21』2014年5月号で、以下の3つの記事の取材・構成を担当しました。

●「A4紙にメモ書きをして負の感情を解消する」(ブレークスルーパートナーズ・赤羽雄二氏)
●「(新連載)ビジネス賢者の『読書論』」(経営コンサルタント・神田昌典氏)
●「(連載)消費税ショックの賢い受け止め方」(ファイナンシャルプランナー・横山光昭氏)

神田先生に、毎回「今月の1冊」をご紹介してもらうことにしたところ、
第1回目は『読んでいない本について堂々と語る方法』。
読んでいない本について堂々と語る方法

読書がテーマの連載なのに、1回目の本がコレ!? という感じですが、読んでみると、納得感があります。
ああ、できれば、読まずに語りたかった。

この本の方はともかく、雑誌の方は「読んで」語っていただければ幸いでございます。