月別アーカイブ: 2012年1月

第13回 NHK“以外の”英語テレビ番組で、英語の勉強をシステム化

先日、腕試しに、TOEICを受けてみました。
ちなみに、かれこれ1年半ほど、会社で出張英会話レッスンを受けています。結果はこちら。

よ、よんひゃくよんじゅってん……。言い訳のしようがございません。

振り返れば、英語をナメすぎていた気がします。現状、週1・90分のレッスンの他は、ほとんど英語に触れてません。こんな砂漠に水撒き状態では上達するはずがありませんよね。心を入れ替えて、英語に触れる機会をもっと増やすぞ!

その改善策の一つとして、出勤前と帰宅後、惰性でTVをつけていた時間に、英語が学べる番組を観ることにしました。以前、NHKの語学番組に関する紹介記事を書いたことがあり、ちょっとは見ていたのですが、もっと徹底的に観よう、というわけです。毎日の習慣にすれば、少しは効果があがるのでは? テレビ英語学習システムを確立するぞ!

で、あれこれ検索して気づいたのですが、じつは、民放テレビ局でも英語学習番組を放映しているんですね。僕が見つけたのは、以下。参考までにご紹介しましょう。英語量とは英語音声の多さを表します。

Hello! 毎日かあさん
テレビ東京、月~金・6:40~6:45
難易度:★★ 英語量:★★★ 会話のリアル度:★★★★

西原理恵子さんの実生活が元になったアニメ「毎日かあさん」。その一部を2~3分程度切り取り、英語セリフ&ナレーションに吹き替え直したのが、この番組。「You’re kidding.」や「It’s your turn.」といった日常表現(チャンクというらしいです)を、毎日ひとつずつ取り上げます。
基本は子供向けであり、取り上げるチャンクは超初歩ですが、会話は本格的。「日本語への翻訳なしに、本物の英語を味わってほしい」ということで、字幕も英語のみ。ストーリー展開で「多分こういう意味だろうな」となんとなくわかるものの、ついていくのが大変です。だからこそ、いい。5分程度の番組ですが、見ごたえがあります。内容が教科書的でないところも、実践的でいいかもしれません。

◎GO! Go! eigo
BSフジ、月~金・7:00~7:15、土・7:30~8:00、日・11:00~11:30
難易度:★ 英語量:★★ MOJAって何だ?度:★★★★

幼稚園生~小学生あたりの子供が英語に親しめるようにつくられた英語バラエティ番組。
三船美佳さん扮するMOJA RAINBOWが簡単な会話文をレクチャーしたり、「How do you say ○○ in english?」といった質問に子供たちが答えたり、ECCジュニアで学ぶ子供が自分の街を英語で紹介したり、とさまざまな企画が見られます。土日は、月~金の放送のおさらいのようです。ネイティブではなく、日本人が話す場面が多めの印象です。毎日かあさんと比べると、よくも悪くも優等生的かも。

◎Cat chat えいご KIDS!
BSTBS、日・11:30~12:00
難易度:★ 英語量:★★ 「タンゴでビンゴ」をつい口ずさむ度:★★★★★

上の「GOGOeigo」と同じような番組。2~5分程度のコンテンツが、いくつか見られるという感じです。GOGOと比べると、ネイティブ率がやや高いです。なかでもハマるのは、放送のトリをしめる歌「タンゴでビンゴ」。「Bはびゅんびゅんbicycle」「Jは上手にjump rope」などと、頭文字がAからZまでの単語を踊りながら歌い上げるのですが、なんだか中毒性があります。デイジーこと出水麻衣アナと子どもたちのダンスに、どことなくハラハラ感があるのも、その一因?

以上です。本当はTOKYOMXとBS11の「Culture Japan」も加えたかったのですが、残念なことに、昨年12月に放映が終わってしまいました。
一応説明しますと、日本のオタクカルチャーに憧れてイギリスから来日し、今や業界のキーマンとなったカリスマオタク、ダニー・チューさんがMCを務める番組。英語ナレーション・日本語字幕か、日本語ナレーション・英語字幕で展開するのですが、もう全編にわたってオタク度全開。
たとえば、ダニーさんが生んだセクシー美少女キャラクター「末永みらい」ちゃんのフィギュアや抱きまくらだらけの部屋で、ゲストトーク。
「健康グッズをつくったんだ! これだ!」と出てきたのが、みらいちゃんマウスパッド。


「マウスの使い過ぎで手首の骨を折らないように、やわらかく挟めるものをつくりました!」「類似品よりも、やわらかさを追求しました!」とのこと。く、くだらね~。
ご興味のある方は、再放送狙いで、ご家庭のHDDレコーダーなどにキーワード登録をしておくと良いでしょう。

今、放映している番組で、僕が一番良いと思ったのは、「Hello! 毎日かあさん」です。英語の量や質うんぬんというより、内容が面白いので、続きそうな気がします。実際、現時点で1カ月続いています。

ただ、日本語訳がないのが辛いなとは思っていたのですが、他にもそういう声があったのか、1月に、日本語の訳文がついたDVD付きの学習本が発売になりました。

さっそく買って試してみたのですが、これは良いですね。同じストーリーを、テキストと照らしあわせながら見たり、テキスト無しで見たりしていこうと思っています。
というわけで、こんな感じで活用しています。

皆さんにもおすすめします。手首を折る心配はまずなくなるでしょう。


『月刊BIG tomorrow』2012年3月号で一部執筆しました。


こんにちは。
雪降る寒い日に観たくなる映画といえば、真っ白な雪と凍った湖のシーンが印象的な『エターナル・サンシャイン』ですが、「サンシャイン」と聞くと、真っ先に「60」を思い浮かべるか、「ローラー」を思い浮かべるかで、世代って分かりますよね。

ちなみに弊社で「BIG」といえば、totoでも、トム・ハンクスの映画でもなく、「BIG tomorrow」でございます。

今月もいくつかの記事を手伝わせて頂きました。

まず弊社・杉山が「上から目線で人生、損する人、下から目線で得する人」という特集記事と、城繁幸さんの「あなたが知らない人事の裏側」、八代英輝さんの「困ったときの法律頼み」などを担当。

また箱田が「出世が早い人は小遣いの使い方がうまい!」という特集記事と、連載「日本のキーマン」にてイモを使って日本のエネルギー問題を解決しようとしている、近畿大学の鈴木高広教授のインタビューを担当させていただきました。

コンビニ・書店で是非!


『社長の繁盛トレンド通信』72回目がアップされました。

日本経営合理化協会AV局のHPで、連載させていただいてる『社長の繁盛トレンド通信』72回目がアップされました。

今回は、社会貢献とビジネスを両立させた根岸の『250にこまる食堂』を紹介しました。

お店が社会貢献活動の場になっているユニークな食堂です。
しかもランチは、たったの300円(うち寄付50円)。その上、味もなかなかです。

近くを通った際には、ぜひ、お試しを!


日産自動車の新たな制度

1月7日、新聞各紙が日産自動車の新たな制度シニア・イノベーション・リサーチ(SIR)」を発表しました。

headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120106-00000007-fsi-bus_all

社内外から研究職を公募する制度です。身分は3年間の嘱託扱いの契約社員。正社員の場合、制度の対象者に決定すれば、契約社員になるためにいったん会社を退職します。仮に優れた成果を上げれば、数千万円の高額な報酬が得られますが、思わしい成果が出なかった場合に再雇用される補償はありません。終身雇用に慣れた世代にとっては、極めてハイリスクハイリターンの制度に見えますが、すでに3人の社員が対象者に決定し、退職手続きをとったそうです。

バブル崩壊後、終身雇用・年功序列制度は徐々に崩れ、成果主義に移行していきました。しかし、成果のあげやすさは、部署によって違います。そこで広がったのが、企業からみればチャンスの平等。社員から見れば、「自分のキャリアプランは自分で決める」という考え方です。個人が自分のキャリアを選べる制度を用意する企業が増えていきました。社内公募制度、社内ベンチャー制度、プロジェクトの提案制度などはその代表です。

しかし、せっかく制度を用意しても、当初はなかなかうまくいきませんでした。伝統的な上司は、部下の進路は上司である自分が決めるものと考えていたので、部下が勝手に好きな部門や好きなプロジェクトに応募することを好まなかったからです。中には「オレよりもアイツの下で働きたいのか?」「この忙しいのに抜けるとは、自分勝手でケシカランやつだ」などと考える上司もいたそうです。多くの部下は、「もし応募すれば、上司は自分に反感を持つはずだ」→「選考に漏れれば反感を強めた上司の下に働くことになる」→「応募はあまりにもハイリスク」→「公募制度は絵にかいたモチだ!」と考えます。

公募制度の定着に熱心な企業は、「応募は人事部経由、面接は日曜」「プロジェクトは社長直轄」「研究期間は別室で」といった上司の影響を排除する方法を次々に編み出しました。一方、「優秀な成績に対する報奨として好きな部署に異動できる」「成功した場合の報奨と失敗した場合のペナルティを自分で決める」といったユニークな制度も登場しました。

こうして過去の話題になった公募制度と比較してみると……。冒頭にイリスク・ハイリターンと書いた「シニア・イノベーション・リサーチ(SIR)」は極めて真っ当な制度に見えてきました。いいかえれば、公募制度がやっと普通の制度になったことを示しているのかもしれません。


『BE-PAL』2月号「2012年アウトドア界はこうなる!」で一部執筆しました。

こんにちは。

アウトドアといえば、映画『リバー・ランズ・スルーイット』が観たくなるという、つまりはインドアなんじゃないかという箱田ですが、
この度、小学館のアウトドアライフマガジン『BE-PAL』2月号にて一部記事の作成を手伝わせて頂きました。

「2012年 アウトドア界はこうなる!」という大特集の中の、「経済・ビジネス・トレンドのスペシャリストが断言 2012年は”いつのまにかアウトドアな人”が激増します!」という記事です。

経済ジャーナリストの荻原博子さん、船井総研の岩崎剛幸さん、そしてトレンド情報誌『DIME』の宮澤編集長に取材し、まとめさせていただきました。

もちろん、そちらの記事も注目していただきたいのですが、その数ページ前にある「山ガールに続いて、狩りガール(!)、焚きビージョ(TKB48!?)に注目!」みたいなページも大注目でございます。

いずれにしても、ぜひ。