月別アーカイブ: 2015年4月

『ディズニー白熱教室』が文庫本になりました

ディズニー白熱教室「仕事で大切なこと」を知る授業 (知的生きかた文庫)

こんにちは!竹内です。

一昨年、編集協力させていただいた
『ディズニー白熱教室 「仕事で大切なこと」を知る授業』が、
いよいよ文庫本化されました。

本書は、アメリカ・フロリダ州のディズニー・ワールドで、
「ディズニー国際カレッジプログラム」を体験した学生たちへのヒアリングを重ね、
このプログラムでいったい何を学んだのか、
言い換えれば働くとは何かを明らかにしたものです。

就活前の学生、新入社員、
また、部下への指導にも役立つ一冊です。

一読すれば、きっとみなさんの職場にも『マジカル・モーメント』が起こる?


【イノベーションの参考書・1】やはりハズせぬ『イノベーションのジレンマ』と、やはりハズさない「煽りパワポ」について。

新潟生まれ、パワーポップ育ちの箱田です。

日本で最もわかりやすいイノベーションの本を、と弊社のメンバー3人で執筆させていただいた『図解&事例で学ぶ イノベーションの教科書』。

図解&事例で学ぶイノベーションの教科書

現在、絶賛発売中なわけですが、前著(『図解&事例で学ぶビジネスモデルの教科書』)同様に、「おおづかみできたけど、もっと深くイノベーションについて学びたい!」という声もあったりするようです。

そこで今回も、我々が執筆のための参考文献にした書籍を紹介。さらにくわしくなるための「イノベーションの参考書」を1冊ずつご紹介していきたいと思います。

まず一冊目は、超名著である『イノベーションのジレンマ』です。

いうまでもなく、ハーバードの経営大学院教授、クレイトン・クリステンセン氏が1997年に発表した論文を一冊にまとめた名著。

「なぜ優れた技術と人材を誇るリーダー的存在の優良企業も、いつしかおとずれる“衰退“を避けられないのか?――」。

そんな経営における長年の疑問への解を、わかりやすく解明した大ベストセラーですよ。

ざっくりと、その解を紹介しますと、下記のような感じでしょうか。

1.「優良企業は顧客の声を聞き、着実に製品やサービスの性能を向上させていく」

2.「ところがあるとき新参の企業が、新しさはあれど低性能・低品質の製品やサービスを投入。低性能・低品質であるがため、当初は主流市場には無視されるが…」

3.「いつしか新参企業の製品やサービスも高性能・高品質化して、既存の優良企業がとっていた主流市場でも支持されはじめる」

4.「一方、これまでどおりに性能や質を向上させてきた優良企業の製品やサービスは『そこまでの高品質なものはいらない!』と顧客からそっぽをむかれはじめて…」

5.「てな結果、優良企業は『お客さんの求めるとおりがんばったのに…ぐぬぬ』というジレンマを抱えて衰退に向かう…」

こうした「破壊的イノベーション」によって、これまでの優良企業がやられる様を、

ハードディスク業界における栄枯盛衰。
掘削機業界における蒸気式から油圧式への変革・
北米バイク市場で、ホンダに侵食されていったハーレー・ダビッドソン。

などを例に上げて、クリステンセン先生は丁寧にひもといてくれているわけです。

そのうち「ああ、これってうちの業界にもおこりうるなあ」「あの製品ってまさにそれだよなあ」と自分に引き寄せながら読める。
実にすばらしい参考書であります。

で、あるのですが、
事例がちょっと古かったり、業界が違うと、馴染みにくかったりもしたり。

その結果、「実のところクリステンセンの本を持っているが、96ページで読むのをやめたままだ…」などという方も少なくないと思いますので、クリステンセンの破壊的イノベーションとイノベーションのジレンマについてもわかりやすく解説した、『図解&事例で学ぶイノベーションの教科書』は、かさねてオススメする所存であります。

(キンドル版もありますしね)
図解&事例で学ぶイノベーションの教科書

あるいは、私と同郷のこの方のこちらの「煽りパワポ」によるプレゼンテーションも、より深く破壊的イノベーションを理解するうえで極めて参考になるかもしれません。ならないかもしれません。

何卒よろしくお願い申し上げます。


なんと占い特集でした。『Discover Japan』5月号で一部執筆しました。

Discover Japan (ディスカバー・ジャパン) 2015年 05月号

こんにちは。

占いって、あんま信じられないなあ、とか言いつつ、テレビでカウントダウン方式の星占いとかされると、自分の星座が上位か下位か気になって気になって、思わずチャンネル変えてしまう水瓶座の箱田です。

モノ、コト、人、エリアなど多岐にわたって、日本の魅力を再発見しまくる雑誌『Discover Japan』が、占い特集をしていました。

ええ。私も一部手伝わせて頂いております。

江戸中期に観相学を日本にひろめた水野南北という方を軸に、その流れをくむ人相術の第一人者・天道春樹さんを取材。
南北相伝をネタ本にしながら、顔の肉付きやシミやシワから現在・過去・未来をよみとく観相術のカンとコツについて書かせていただきました。

いやあ、男性で右の目尻の血色がいいのは、浮気心がある相ですってよ、奥さん。
口の端が黒ずんでいると、部下が使い込んでる可能性が高いんですってよ、お父さん。

そんなわけで、きわめて実用的なノウハウが満載となっております。
ぜひとも一家に一冊、あるいは二冊ほどご購入されてみると、きっと運が開けるかと思われますので、ぜひ。

 


『月刊介護ビジョン』2015年4月号で一部執筆しました。

こんにちは。竹内です。
介護ビジョン4月号でインタビューと施設紹介の記事を書かせていただきました。
2015年2月号

インタビューでは、NPO法人のKAIGOサポートセンター発足のお話しを伺いました。
このNPOが、現在、取り組んでいるのは、小中学校での介護教育の義務化。
人手不足をはじめとした介護の問題を解決する第一歩は、介護に対する理解を深めることだからです。
KAIGOがローマ字なのは、その過程で培った日本の介護を、今後高齢化が進んでいくアジアに広めていこうと考えているから。
発送次第で、ローカルな介護ビジネスが、グローバルなビジネスに転換できると改めて気づきました。

一方、施設紹介は、末期ガン患者を数多く受け入れている有料老人ホーム「アミーユレジデンス」を訪ねました。
末期ガン患者は、治療できないので、通常は退院しますが、一人暮らしだったり、家族が働いていれば、家に戻るのはなかなか難しいことです。
そうした人たちを積極的に受け入れているわけです。
なるほど、こんな使い方があるのかと目から鱗の取材でした。