あのカタカナ言葉がピンとくる! 『カール教授のビジネス集中講義 マーケティング』編集協力しました

こんにちは、杉山です。

雨後の筍のように、次々と新しい用語が出てくるのが、マーケティングの世界。
「◯◯マーケティング」という言葉だけでも、
パーミッション・マーケティング、ホリスティック・マーケティング、
スポンサーシップ・マーケティング、インターナル・マーケティング、
ゲリラ・マーケティングetc..とさまざまなものがあります。
そうした用語が出てきた時に、なんとなくでも分かるように、ささっと基礎知識を頭に入れておきたい!

そんな人にぴったりな書籍、『カール教授のビジネス集中講義 マーケティング』(著者:平野敦士カール氏)の編集を一部協力しました。
カール教授のビジネス集中講義 マーケティング

この本はビジネス・ブレークスルー大学院教授で、経営コンサルタントである
平野敦士カール氏による「ビジネス集中講義」シリーズの第3弾。
(第1弾は経営戦略、第2弾はビジネスモデル)

古典的なものから、最新のITマーケティング用語まで、多種多様なマーケティング用語を簡単に解説しています。
著者も述べているように、これを読めば、「なんだ、この言葉って難しそうに見えたけど、そんなことか」と何度も思うことでしょう。
「ゲリラ・マーケティングって、あっと驚かせるようなことをするって話ね」
「テレビでさりげなーく企業ロゴが出てたりするのって、プロダクト・プレイスメントというのか」みたいな。
カタカナの外来語で言うともっともらしく見えるものばかりだな、と。

そんな感覚を得たい方は、ぜひチェックしてみてください。


カデナクリエイト著『図解&事例で学ぶ イノベーションの教科書』が完成しました!

図解&事例で学ぶイノベーションの教科書

歌は世につれ、世は歌につれ。

なんてことを申しますが、ビジネスシーンでよく聞こえてくる流行語めいた言葉もまた、今の世を色濃く映し出し、同時に、世のトレンドに影響を与えていくものです。

コア・コンピタンスとか、コモディティ化とか、ビッグデータとか。

中でも、ひときわビジネスシーンに忍び込まれ、そこかしこで使われまくっている言葉が「イノベーション」でしょう。

「こちらは、そんなイノベーティブな製品になっておりまして…」
「あ~、いわゆる破壊的イノベーションでしょ?」
「お風呂にする? ごはんにする? イノベーションにする?」

といった具合に、気軽かつ乱暴に使いすぎて、本来の意味を忘れてしまいそうな方も多いのではないでしょうか?
ただ、使いたいだけ、みたいな。

医学的にはこれをマスターベーションというわけですが、
かくいう私も、その一人でした。

というわけで、たまにパラパラとイノベーションに関する本を開いてみるのですが、まあ、これがちょっとむずかしい。むずかしいというか、わかりづらい。いや、わかるんだけど、すぐ忘れてしまう。

ようするに、フラストレーションを感じていたわけです。

そこで、弊社・カデナクリエイトが日本で最もわかりやすい(であろう)イノベーションに関する本を作成してみました。

それが『図解&事例で学ぶイノベーションの教科書』(マイナビ)。
明日、3月21日に発売となります。

先述どおり、数多あるイノベーションについての本を買ったものの、最後まで読みきれなかった、実はよくわからなかったという方にも、ざっくりと「イノベーションとはなにか」をつかんでいただくことを目的の一つにしています。

まず1章でおおまかなイノベーションの歴史と概要を解説。

2章でシュンペーターやクリステンセンなど、イノベーション論の大家たちの説をわかりやすく紹介。

3章で具体的な会社や製品の事例でさらにイノベーション各論を紐解いた後、4章、5章では「イノベーションを組織、あるいは自分に活かすには」というノウハウにまで落としこみました。

すべて図解とともに見せることで難解なイノベーション理論をおおづかみでき、誰かに話したくなると同時に、「実践したくなる」解説書になることを意識しております。

また、内容の正確性を期すために、前作の『図解&事例で学ぶビジネスモデルの教科書』と同様に、専修大学経営学部や中央大学総合政策学部で企業家論を担当し、シュンペーター研究者の一人でもある池本正純教授に監修をしていただいています。

本書が、多くの方々が抱えている課題を解決する着火点となり、それが日本、あるいは世界の大きな問題を少しでも解決する一助になれば、幸いでございます。

インフォメーションは以上です。

あ、ちなみにキンドル版も同時発売となります!
図解&事例で学ぶイノベーションの教科書


ベストヒットJAPAN! 『Discover Japan』4月号で一部執筆しました。

Discover Japan 2015年 04 月号
こんにちは。
『ベストヒットUSA』といえば、フィッシュボーンがゲストに出たときに「ディスコだ! 殺せ!」と誰かのレコードを投げつけていた名シーンをみて、大人げねーなーと思っていた、箱田です。アメリ缶。

こちらはしかし「ベストヒットJAPAN」。
と題した特集を組んでいる『Discover Japan』4月号にて、一部執筆させていただきました。

僕が担当したのは第2特集の「BEST of LOCAL」の一部。

まずはインバウンド観光のデータをひもといた「訪日外国人ついに1300万人突破! 外国人観光客もローカルへ」の記事を執筆。

そして、ヤマハが実施している街づくりプロジェクト「おとまち」の取り組みを紹介した記事として、
おとまちリーダーの佐藤雅樹さんと、プロジェクトデザイナーの古田飛馬さんの対談と、
同プロジェクトのバックアップもあってジャズの街として知られるようになった愛知県岡崎市の記事を取材・執筆させていただきました。
まあ、それ以外にも数字を元にした日本の、地方のいろんなモノ、コト、もろもろが見えて、まさにジャパンをディスカバーする感じになっていますよ。

そういえば、僕がデヴィッド・シルヴィアンのほうのジャパンをディスカバーしたのも、ベストヒットUSAだったような、違うような。

いずれにしても、書店・コンビニでぜひ。


「社会人ok! 大人のインターンシップ」第1回 「ファームビズ(farm+biz)」の農業インターンシップ

企業で就業体験ができる「インターンシップ」。日本では2000年前後から実施する企業や大学が増えてきました。今や、就職活動の一環として、大学生の間ではすっかり浸透しているようですね。
インターンシップのメリットは、社会人のリアルな仕事に触れることで、職業選びやスキルアップの必要性などを具体的に考えられるようになること。
弊社も、2001年から、専修大学の授業の一環で、毎年2週間ほどインターン生を受け入れているのですが、学生が急成長するさまを目の当たりにし、そうしたメリットを感じています。

さて、そんなインターンシップですが、実は、大学生の専売特許ではありません。なかには、第2新卒や転職志望者が受けられるものもあります。数は少ないのですが、これらを活用すれば、納得のいく仕事選びができるはず!
というわけで、『大人のインターンシップ』を提供する企業や団体を、ちょこちょこ紹介していきたいと思います。

基準としては、以下の4つを満たすものをご紹介します。
●すでに大学などを卒業した「社会人」ができる
●数日~1週間程度の「短期間」でできる
●話を聞くだけでなく、「現場」を見られる
●実際に「仕事体験」ができる

まず第1回目は、「ファームビズ」の農業インターンシップです。
http://farmbiz.jp/about-internship/

都会のストレスフルな生活から脱して、「地方で農業をしたい」と考える人は増えているようですが、実際の農業を経験したことがなく、二の足を踏んでいる人もまた多いようです。

ファームビズでは、そんな就農希望者に対して、さまざまな農家のインターンシップを用意しています。
農家にもよりますが、最短で1週間程度のものもあるので、「働きながら、有給休暇をとって、就農体験する」といったことも、やろうと思えば可能です。

ホームページを見ると、次のようなインターンシップが用意されていました。
★れいほく未来(高知県土佐市)
JA出資の農業生産法人。稲作の育苗作業、パプリカ・米ナスの定植、収穫作業、畜産見学などができる。5日間コースか、3週間コース

★阿波ツクヨミファーム(徳島県阿波市)
年間約50品目の野菜を栽培する農家。農作物の栽培管理、収穫、出荷、土壌整備についての研修。希望があれば、トマトジャム、カレールー(真空パック)の調理、加工作業も可能。受入期間は、1週間~3カ月間。

★桑原農園(熊本県球磨郡)
化学合成農薬、化学肥料、除草剤を一切使用しない有機栽培を行う農家。米や麦、玉葱、里芋などを生産。受入期間は、1週間~1カ月間。

以上は一例で、他にもさまざまな農家が受け入れていました。現地に行く交通費と食費は実費ですが、研修にかかる費用は無料なので、貯金が少ない人でも参加できるでしょう。

農業に興味がある人はぜひチェックしてみてください。


特集「人生最大の危機」を家族で乗り越えた人たちのリアル逆転劇!? 『月刊BIG tomorrow』4月号で一部執筆しました。

BIG tomorrow(ビッグトゥモロ 2015年 04 月号 [雑誌]

「人生最大の危機」といえば、まあ、直近でいうと、先週末、校了日ギリギリに送ったゲラの赤入れ原稿が、まったく違うページでして、午前3時のメールで取引先からこっぴどくなじられたことですね。箱田です(もうしわけございませんでした)。

そんなわけで、今月も月刊ビッグトゥモロウで一部執筆させていただきました。

まずは私・箱田と弊社・杉山が『「人生最大の危機」を家族で乗り越えた人たちのリアル逆転劇』という特集を担当。

左遷され自主退職という危機から、人気コンサルへとのしあがった吉江勝さん、
病気でリストラという危機から、社会保険労務士になった若林忠旨さん、
対人恐怖症でウツ寸前という危機から、名刺コンサルタントというユニークな職業を創りあげた福田剛大さんなどを取材。

その裏に家族の絆やいい話のある皆さんの復活劇と、そのコツについて書かせていただきました。

それにしても、直前のページがSEKAI NO OWARIのインタビューという、なかなかに味わい深いページ構成となっております。
ぜひ。

また、杉山はいつもの連載『大ヒットの仕掛人』にて、秋葉原の人気免税店『アッキーインターナショナル』の阿部英之社長を取材。

「実は和人形の顔を変えている…」
「中国人向けにあの商品を大量に仕入れている…」

など、流行りのインバウンド対策に使えるトリビアネタを書いております。

書店、コンビニなどでぜひ。