いかにも夏らしい暑い日々が続く中、恒例となった秋葉原の打ち水イベント、『うち水っ娘大集合! 2010』が、8月1日(日)午前11時から秋葉原駅西口交通広場にて開催されます。
同イベントは、秋葉原で社会貢献を行うNPO団体「リコリタ」が7年前から実施する、地球温暖化対策啓発活動。アニメやマンガ、そして秋葉原が好きな同士たちが集まり、「秋葉原の街で打ち水することで、秋葉原を冷やそう!」というエコ・イベントです。
そもそもリコリタという名は「“利己”を“利他”にする活動」という意味でつけられたもの。その名の通り、自分たちの好きなことをすることで、社会のために役立つ何かをしよう、という実に健全なNPO団体です。
だからして、今回もメイドカフェのメイドさんたちが「打ち水っ娘」として大量参加。しかも彼女たちが持ち込む打ち水用の水は、各自のお風呂の残り湯、またはコスプレ衣装を洗ったときの残り湯など「一度使った水」の再利用という、いかにも利己=利他な、地球に優しく、かつ何となくうれしい趣向が凝らされています。
さらに丸の内で働くOLの方々や、横浜中華街のチャイナドレス姿の店員さんたち、そしてダース・ベイダーの衣装に身を包んで、山を登ることを趣味としている(!)第502重コスプレ大隊の「今日もベイダー卿」氏も参戦が決定。とくにベイダー卿は、山から湧き水を組んできてそれを秋葉原で巻いてくれるそうです。
帝国軍を率いてのダークサイドな活動から一転、クリーンかつエコロジーな働き方へとシフトチェンジさせる、というわけですよ。
いずれにしてもメイドからベイダー卿まで、すべてを飲み込む秋葉原。この街の雑多な魅力を、「打ち水」というエコな活動からも感じ取れそうです。
「うち水っ娘大集合!2010」
http://uchimizukko.chu.jp/
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仕事の合間にタダで一杯? 「酒匠」の真夏日限定サービス
今日も実に暑かったですね…。
けど、こんな日に冷えた生ビールは格別ですよね。先ほど、16時過ぎに新橋駅前を通りがかったら、お祭りをやっていて、生ビールが売られており…。食い入るように見つめてしまいました。さすがに飲みませんでしたよ。500円だし、そもそも仕事中ですし。
しかし、こんな店の前を通りかかったら、理性を失わない自信がありません。
それが以下の記事。
[亀有経済新聞]亀有の酒販店、真夏日限定でビール1杯サービス-購買・試飲客対象に
http://kameari.keizai.biz/headline/403/
冷え冷えのビールを飲んだら、気分が大きくなり、ワインや日本酒を買ってしまいそうですが。オフィスの近くにあったら、会社に行くのが楽しくなりそうです。
中古車販売会社社長のモツ鍋は月に1万セットの大ヒット!
福岡で食べたもつ鍋のおいしさに、自分独自のこだわりを加えたモツ鍋をつくりたい。名古屋の中古車ディーラー・ディ・エフ・エス社長の山中誠さんは、20年前に、こんな風に思ったそうです。
ここまでは、よくある話ですが、大きく違ったのは執念。山中さんのこだわりのひとつは甘みでした。博多では砂糖によって甘味を出しますが、山中さんは素材によって甘味を出そうとしたそうです。そのために、あらゆるダシを試し、最終的にたどりついたのが北海のホタテ。理想の味が出るまでに、なんと15年もかかったそうです。それまでに、一体、何回、モツ鍋を作ったのでしょうか?
ここまでこだわったのですから、当然、味は上々。友人の薦めでネットで販売すると、たちまち月に100~200セットも売れる大ヒット商品に!昨年の冬は月に1万セットも売れたそうです。すでにFC展開の準備もすすんでいます。
ところで、鍋料理のひとつの開発に15年も費やすことなど、プロの料理人には許されないことです。趣味だから、採算度外視で何年でも費やせるわけです。こうしたことは料理に限ったことではありません。この記事を読んで、改めて、趣味人の「強さ」が分かりました。
[中日新聞]趣味のもつ鍋、人気“沸騰” 名古屋の中古車ディーラー「ディ・エフ・エス」 http://www.chunichi.co.jp/article/economics/vseed/CK2010072102000141.html
意外と使える?iPad専用スーツ
すでにいろいろなブログで話題になっていましたが、どうしても気になったので紹介します。Apple社のiPad専用スーツです。iPadのケースではなく、iPadを入れる内ポケットがついたビジネスマン用のスーツなんです。以下、ニューヨーク経済新聞より。
同店オーナーのモハン・ランチャンダニさんは「多くのビジネスマンにとって、スーツは衣類としての役目だけでなく、より機能的な装飾が必要」と話す。同店の顧客からiPadの収納が可能な大きいサイズのポケットを希望する声があり、販売のきっかけとなった。
(中略)
4月3日、北米の販売初日に30万台のセールスを記録したiPad。日本や欧州では、当初より販売予定日を延期し、5月28日に発売を開始したが、生産が追いつかないほどの人気ぶりを誇る。同店は現在までに、約25着のiPadスーツを販売した。価格は600ドル~。
iPadを入れてる側がものすごいずり下がっちゃうんじゃないかと不安になるんですが、実際どうなんでしょう。2台買って左右に入れてバランスを取れということでしょうか。
写真は以下のリンクでご確認ください。
「ニューヨーク経済新聞」カスタムテーラーがニューヨーカーに仕立てる「iPadスーツ」
http://newyork.keizai.biz/headline/191/
ノマドワーカーにオススメ? 透明マウスって何だ。
確かにiPhoneやiPadのタッチパネルは心地よい。官能的ですらあります。
しかし長文作成やプレゼン資料づくりといったシゴトでPCを使うとなれば「キーボード+マウス」のインターフェイスに軍配をあげる人は多いはず。
でも、あの本体からぴろんと伸びたコード、邪魔じゃないですか? ってことで、赤外線マウスが生まれたのですが、さらに一歩進んだマウスが登場したようです。
その名も「透明マウス」。
以下、『WIRED VISION』より。
手のひらを丸い形にして机の上を動かしたりタップしたりすると、コンピューターはそれに反応する。
このプロジェクト『Mouseless』では、赤外線によるレーザーとカメラを利用している。プロジェクトを率いるPranav Mistry氏によると、実際に稼働する試作品は約20ドルで製作されたという。Mistry氏は以前、トム・クルーズの映画『マイノリティ・レポート』に出て来たようなインターフェース、『Six Sense』プロジェクトで有名になった人物だ。
実際に製品化される可能性はあまり無いだろう(現在のUIは、マウスによるポイント&クリックを超えたものになってきているし、マウス自体安いものなので、代替製品の必要はあまり無い)が、楽しいプロジェクトといえる。
と、『WIRED VISION』はシメていますが、カフェやロビーなど「どこでもシゴトをするノマド・ワーカー」なんかには、マウスを持ち歩かずともマウス操作ができるとなればら、それなりに需要がありそうです。
まあ、何もない机上で人差し指を「コツコツ…」なんて叩いていたら、やたらとイライラしている人、にしか見えなそうですが。
[WIRED VISION]「ワイヤレスがさらに進化、透明なマウス(動画)」
http://wiredvision.jp/news/201007/2010071220.html