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仕事で「顔文字」はいかがなものか。

今やメールは、もっとも身近なコミュニケーションツール。いうまでもなくビジネスでも同様で、気軽さと即時性から、無くてはならないビジネスツールになっています。
ただ、どうにも字面が無機質なのが玉にキズ。中には暖かみや親近感をにじませたくて、口語を使ったり、語尾を「ですね」にしたり、工夫をされている人は少なくないのでは?
もっとも、あらためて“アレ”はやめておいたほうが良さそうですよ。
ビジネスメール教育の専門会社アイ・コミュニケーションが「ビジネスメールでの顔文字利用に関する意識調査」を実施しました。
それによると、ビジネスメールで顔文字( (^-^) (;_;) m(_ _)m )を利用することについて、「顔文字はふさわしくない」と回答した人が79.1%。「顔文字はあってもなくてもいい」と回答した人が18%。「顔文字はあった方がいい」と回答した人が2.9%だったそうです。
約8割が顔文字はNG。ビジネスの場で、顔文字を使うのは、結果として親近感より、嫌悪感をもたれる可能性のほうが高いようです。
「そんなこと、前から分かっているよ!」
と言うあなた。いやいや、ご用心ください。
私もそう思っていたのですが、まさに昨晩、妻宛に「帰りまーす!(^-^)!」とアイフォーンで送ったつもりが誤送信。なぜか取引先の女性にそのメールが届くという微妙な悲喜劇。
彼女からの「ん!?」の返信に、未だ返信できずにいるところです……(実話)。
79.1%の人がビジネスメールで顔文字を利用することに不快感
http://www.sc-p.jp/news/10/000413.html


15キロ減量できる社員食堂!?

経費削減の動きから、一時、廃止する企業が相次いだ「社員食堂」。が、最近では福利厚生の一環として、新設・再設する企業が増えているようです。なかには、こんな食堂も。以下・読売新聞。

 体脂肪計など計量計測機器を手がけるタニタ(東京・板橋区)。1階の「タニタ食堂」は、総務部に所属する栄養士の荻野菜々子さんが中心となって切り盛りしている。(中略)
 調理の上で心がけるのは「カロリー、塩分ともに控えめ。野菜たっぷり」。メーンには、鶏肉、魚、豆腐など低カロリーながらも食べ応えのある一品を並べ、おいしさと満足感を重視している。
 メニューは、ご飯、汁物、メーン1品、サイドメニュー2品が基本で、トータル500キロカロリー程度。食堂は予約制で、社員約200人のうち、1日平均50~60人が利用する。利用者の中には、1年で15キロの減量に成功した社員もいる。荻野さん自身、入社当時に比べ、体重が5キロ減った。
 1月には、この食堂のレシピをまとめた本「体脂肪計タニタの社員食堂」(大和書房)も出版された。

学生時代より15キロ体重が増えた筆者。こんな社食があったら、通いたい…。
他にも、博報堂では名店KIHACHIの料理を提供したり、TISではマグロの解体ショーイベントを開催したり、と各社、工夫している様子。就職・転職活動の時は社食情報もチェックすべきかも?
[読売新聞]健康、やる気…昼食で向上
http://job.yomiuri.co.jp/news/special/sp_10040101.htm


国防の第一歩は託児所から?

海上自衛隊としては初めての託児所が、横須賀の海自第2術科学校にオープンしたそうです。以下・共同通信。

自衛隊施設の託児所は、陸上自衛隊三宿駐屯地(東京都世田谷区)、陸自熊本駐屯地(熊本市)に次いで3カ所目。
 開所式には海自横須賀地方総監の松岡貞義海将ら約20人が出席。松岡海将は「結婚や出産を機に退職する女性が多かった。女性自衛官は拡大していくので、託児所ができ喜ばしい」とあいさつ。
 横須賀地方総監部によると、運営は防衛省共済組合が大阪市の民間業者に委託。定員は乳幼児40人、学童20人の60人で、24時間対応する。1日から運営を始め、13人が利用している。月額4万8700~5万7750円。広さ約360平方メートル。
 夫も海自隊員で、長男(1)を同園に預けている横須賀地方総監部の本田史織2等海曹(33)は「急な呼び出しや当直がある勤務に合った託児所ができ、うれしい」と話した。

自衛隊と託児所、最初は奇異な組み合わせと思いましたが、自衛隊は不規則勤務が多いらしく、むしろ託児所がなかったのが不思議なくらいのようです。各地に拡大され、全国の自衛官の悩みを解消できれば良いですね。雇用創出効果も期待できそうです。
[共同通信]海自初の託児所が横須賀に 24時間対応、民間に委託
http://www.47news.jp/CN/201004/CN2010040501000295.html


合法?違法?弁護士バーで始まった熱い戦い

探偵バー、坊主バー、盆栽バーをはじめ、その道のプロがバーテンダーとしてカウンターに立ち職業の魅力を伝えるアンテナショップが増えています。ついに、弁護士バーの『リーガルバー六法』が誕生しました。
29歳の外岡弁護士自らバーテンダーを務めますが、バイト代はもらいません。というのも、バーテンダーとして客と気軽に話しながら、弁護士に親しんでもらうことで、弁護士の活用をポピュラーなものにすることを狙っているからです。具体的に相談したいことがある場合は、後日、弁護士事務所で相談(有料)することも可能です。
現在は、就職先が見つからないほどの弁護士過剰時代に突入しています。市場を開拓するために、市民の間に出ていくのは当たり前の行為。価値観の多様化、国際化の進展などで、誰でも紛争は身近になっているので、弁護士が身近になることは客にとってもメリットがあります。ところが、弁護士会の見方は違うようです。
以下読売新聞より引用。

一方、所属する第二東京弁護士会では、昨年12月に外岡弁護士が計画を公表した段階から、「事実上、店による弁護士業務の仲介に該当し、弁護士法に抵触する疑いがある」として撤回を求めており、中條高昭副会長は「実態を調査し、内容によっては弁護士会として懲戒請求することもあり得る」と話している

一方、若手弁護士10人は、弁護士バーについて賛同したそうです。
法律のプロが見ても、このバーが、弁護士法で禁じられている弁護士資格を持たない人による報酬目的の仲介にあたるのか、あたらないのかは意見が分かれる微妙な問題なのでしょう。
ところで、かつて弁護士は法律や自主規制で保護されていました。それが徐々に自由化され、競争原理が働くようになってきました。テレビやインターネットなどの広告が解禁され、弁護士報酬も自由化されました。弁護士の合格者数は増やしたい政府と減らしたい日弁連で対立しています。
もしかすると、今回の紛争は、既得権益を守りたい旧弁護士と自由な競争を繰り広げて市場を成長させたいと考える若手弁護士の戦いなのかもしれませんね。
[読売新聞]ほろ酔いで法律話…「弁護士バー」開店へ
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20100403-OYT1T00882.htm


仕事は前のめりに!? 画期的なオフィスチェアが登場

日々のルーチンなデスクワーク、もっと前向きな姿勢で仕事がしたい! と思っている人がどれほどいるかはわかりませんが、そんな希望をかなえてくれる一風変わったオフィス用チェアが登場しました。まずは以下のサイトをご覧ください。
http://www.behance.net/mirayoktem/frame/400172
見事に前向きな、いや、前のめりなイスです。自分のオフィスで同僚がマジメにこのイスを使っている姿を想像したら妙にツボにハマってしまいました。
この椅子、ノルウェーの工業デザイナー、ミライ・オクテムさんが開発したものだそうです。日本ではまだ発売されていませんが、ちょっと座り心地を試してみたい気もします。
[ロケットニュース24]画期的なオフィス用イスが凄い! 韓国人も大絶賛
http://rocketnews24.com/?p=29027