カテゴリー別アーカイブ: ニュース

ロールモデルと出会える企画展 25日まで

近代日本の形成に貢献した企業家・実業家を紹介する企画展「“輝”業家―古往今来」が、東京・新宿の帝国データバンク史料館で開催中です。以下、読売新聞。

カリスマ経営者たちが、トップに上り詰めるまでの足跡や人間くさいエピソードなども盛り込み、日本経済の発展を牽引したリーダー像を浮かび上がらせる内容。同史料館は「就職活動に苦労している若者もあきらめずに、自分の可能性を追求することの大切さを感じてほしい」と話している。
 選ばれた企業家27人は、経営史専門の大学教授ら10人が、5人ずつ投票した。
 トップに輝いたのは渋沢財閥創始者の渋沢栄一(7票)で、選考委員の由井常彦・明治大名誉教授(経営学)は、「明治日本の傑出した実業家。数多くの近代企業を設立、経営した」と選出理由を説明した。
(中略)
 2票以上を集めた上位9人については、大型パネルで選出理由やエピソードなどを展示。本田宗一郎が11歳の時、曲芸飛行を見るため、父親の自転車で一晩かけて20キロ離れた浜松の飛行場に向かったことや、三菱財閥創始者の岩崎弥太郎(2票)が、笑顔で接客できない従業員に小判の絵を描いた扇子を渡して「お客を小判と思え」と指導したエピソードも紹介している。

ここで紹介されている27人の企業家との出会いが、あなたの生き方・働き方を変える可能性も? 開催は4月25日まで。入館料は無料とのことです。ご興味があればぜひどうぞ。
[読売新聞]プロが選ぶ 企業家27人
http://job.yomiuri.co.jp/news/ne_10040705.htm
[帝国データバンク]プレスリリース
http://www.tdb.co.jp/info/topics/k100204.html


設置に700億円、撤去に32億円!!

エレベーター、コンビニをはじめ、今や監視カメラに撮影されない日はないといっても過言ではありません。監視カメラは、防犯にはかかせませんが、働く人にとっては仕事の監視にもなるやっかいな代物です。
日本郵政は、監視によって、職員のモチベーションが下がるといった弊害を抱えていたそうです。
そして、そんな状況にNOをつきつけました。以下産経新聞より。

 監視カメラは、旧日本郵政公社時代の2007年4月から防犯体制の強化を目的に設置を開始。カメラを含めた防犯対策全体で約700億円の費用を使っていた。
 郵便局の局長らが設置に反発しており、亀井静香郵政改革担当相が郵政見直しを進める中で「(本社が)局長の動きを監視している」として撤去を求めていた

監視カメラは全国約一万八千の郵便局内に設置されています。その撤去にかかる費用は32億円!
撤去したカメラは、売るなど少しでもお金に換える工夫はするのでしょうか?
監視カメラを撤去して防犯対策は大丈夫なのでしょうか? 
もしかしたら、一部のカメラは防犯用に残すのでしょうか?
謎が深まる日本郵政の監視カメラでした。
[イザ]32億円かけ監視カメラ撤去 郵便局内「士気失わせる」
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/economy/finance/378341/


既卒から内定ゲットに成功した人の特徴とは?

就職氷河期の再来と言われる現在。内定がないまま卒業を迎えたという人も多いといいます。そこで気になるのが先輩たちはどうだったのか。前の就職氷河期で、卒業後も就職活動を続けて見事就職を決めた人たちのアンケートがアルバイト情報の「an」から発表されました。
[アルバイト・バイト検索 /an regular(アン レギュラー)]内定ゼロからリベンジ成功!氷河期世代100人リサーチ
http://regular-shigoto.weban.jp/contents/job_station/100405.html
対象となったのは2000年~2005年の間に高校、専門学校、短期大学、大学、大学院のいずれかを卒業、在学中に就職活動で内定をひとつも獲得せずに卒業し、その後1年以内に正社員となった方100名。
意外だったのは「卒業してから、会社選びの基準を変更した?」の質問に、「条件を変えなかった」人が4割近くいたこと。ある程度の妥協は必要かとは思いますが、やはりやりたいことがはっきり決まっているほうが就職しやすいのかもしれません。もっとも、条件を変更しなかった人は条件を変更した人に比べて就業までの期間が長くなっている傾向があるそうです。
一般的に内定がないまま大学を卒業すると「既卒」となり新卒扱いにならないため、就職するのが非常に厳しくなると言われています。先の氷河期世代の中で、既卒から正社員になれた人がどれほどいるのかよくわからないのでなんとも言えないところがありますが、いろいろと参考になるところは多そうです。


秋葉原のメイドさんが山梨でジャム作り。

メイドさんの働く場所といえば「大富豪が住む豪邸」か「秋葉原のカフェ」が定番。ようするに完全にインドアだと思っていたのですが、こんなところにも出張中。新たなビジネスを生み出しそうです。以下、山梨日日新聞より。

 メード姿の女性が、咲き誇る桃の花摘みを体験-。南アルプス市西野の桃畑で4日、東京・秋葉原のメードカフェで働く女性が、ジャムの材料となる桃の花の摘み取り作業をした。
 同市のNPO法人「南アルプスファームフィールドトリップ」(小野隆理事長)と、秋葉原の同法人「リコリタ」(真田武幸理事長)による連携事業の一環で、メードカフェで働く女性ら15人が訪問。南アルプス側は、桃の花摘みや、摘んだ花びらを使ったジャムの作り方の指導、フルーツランチなどでもてなした。
 参加した女性の1人は「秋葉原では経験できない貴重な時間で、自然に囲まれた空間に癒やされた」と気に入った様子だった。
 両NPO法人は、今後もメードによる農作業や果物を生かした新商品開発などを計画。小野理事長は「果樹園でメードが作業するのは珍しい試み。連携により新たなものを生み出していきたい」と話した

そもそもリコリタは秋葉原好きの真田代表が「オタク仲間やメイドさんたちと楽しいことをしたい!」「どうせなら環境に役立ちたい!」という煩悩とエコをマッシュアップさせて作り上げたNPO法人。“利己”的な煩悩を“利他”的な行動に繋げよう、という意味で、その名をつけたステキな団体です。
今回のように、秋葉原を飛び出て、地域農業と繋がることは、さらに利己と利他が大きな共感の輪になっていきそうです。
それにしても、メイドさんの衣装。考えてみたらチロリアン風というか、清里風というか。むしろこんな自然の中にこそ馴染むものなんですね。
[山梨日日新聞]アキバの華、桃畑で農作業 南ア市
http://www.sannichi.co.jp/local/news/2010/04/05/3.html


入りたい会社の社員やOBに直接相談できる『相談してみる!』

転職するときに気になる、入りたい会社の実際の雰囲気や、人間関係などは入社してみるまでわからないもの。「じゃあ直接聞いてみれば?」というわけで、入りたい会社の知りたい情報を直接、社員やOBに聞くことができるサイト『相談してみる!』が登場しました。以下、プレスリリースより。

『相談してみる!』では、サイト上で企業のOBや社員を検索し、実際に会ったりメールや電話をしたりするなど、直接相談することが可能です。企業や求人広告媒体が発信する情報に加え、転職活動を行うにあたり知りたい情報をOBや社員に直接確認できます。

転職活動をしている人だけでなく、就職活動中の学生も利用できるそうです。OB・OG訪問をウェブ上で仲介するような感じでしょうか。利用方法はいたってシンプル。

なお、本サービスの利用に当たっては、『相談してみる!』への会員登録(無料)が必要となります。会員登録をした後、OBや社員を検索して相談を依頼、または相談内容をサイト上に登録して相談に乗れるOBや社員からの連絡を待ちます。
この段階までは匿名でできますが、相談を依頼するOBや社員が決まった時点で、相談を依頼するユーザーには、当社にシステム利用料として1,000円(税込)をお支払いいただきます。
当社への支払が確認できた時点で、相談の依頼を受けたOBや社員の連絡先を、相談を依頼するユーザーに通知いたします。その後については、相談を依頼したユーザーと相談の依頼を受けたOBや社員とで、直接連絡をとることになります。よって、相談の日時や情報に対する対価等について、当社が関わることは一切ありません。
※閲覧のみの場合には会員登録は不要です。また、この場合は無料で利用できます。

システム利用料として運営するインディヴィジョンに1000円を支払い、相談する相手には別途交渉して相談料を支払う流れになるようです。相談に乗りたいという人の登録も募集しているので、ちょっとしたお小遣い稼ぎにも使えるのではないでしょうか。
[@Press]インディビジョン、社員やOBに直接 転職相談ができるサイト『相談してみる!』の運営を開始
http://www.atpress.ne.jp/view/14371
『相談してみる!』
http://soudan.indivision.jp/