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星野リゾート社長からアントニオ猪木まで。 『真似の出来ない仕事術2』発売


BRUTUS ( ブルータス ) 2010年 5/1号 [雑誌]昨年11月に発売された、雑誌『BRUTUS』の「真似の出来ない仕事術」特集。安藤忠雄氏、糸井重里氏、スタジオジブリなど第一線で活躍し続ける人たちの「真似出来ないんだけど、自分の仕事にも取り入れてみたい!」という仕事術を紹介し、注目を集めました。そして、早くも第2弾となる『真似の出来ない仕事術2』が4月15日に発売。というわけでさっそく購入して読んでみました。
登場するのは、以下の方々。
星野佳路(<星野リゾート> 代表取締役社長)
片山正通(代表、インテリアデザイナー)
伊藤直樹(エグゼクティブクリエイティブディレクター)
浅野いにお(漫画家)
松本圭介(僧侶、仏教コンテンツプロデューサー)
阿部千登勢(デザイナー、社長)
佐野研二郎(アートディレクター、クリエイティブディレクター)
アントニオ猪木(実業家、元プロレスラー)
針谷建二郎(代表、クリエイティブディレクター、アートディレクター)
福富太郎(飲食店経営者、絵画コレクター)
nendo(デザイン会社)
シェ・パニース(レストラン)
フラワー・ロボティクス(ロボット・メーカー)
レベルファイブ(ゲーム会社)
(敬称略)
今回もクリエイティブな分野を中心にさまざまな業種の人たちが、“真似の出来ない”仕事術を披露しています。
星野社長のデジカメ仕事術あたりは、氏の撮影頻度には及ばないでしょうが自分の仕事にも取り入れてみたいと思いました。個人的に気になったのは、現役僧侶の松本圭介さん。精進料理のイベントやお寺の境内をテラスにして開放するなどユニークな活動をしています。いまはMBAの勉強をされているそうです。
仕事術のみならずユニークな働き方をされている方が満載の内容になっているので、書店で見かけた際にはぜひご覧になってみてはいかがでしょうか。


アメリカで急増中の職業「ニンジャ」って何?

「忍者」といえばもちろん、時代劇などで活躍するなんか黒い装束に身を包んだやつです。個人的にはショー・コスギ氏を思い出します。もしくは、『ニンジャタートルズ』。
いま、この「ニンジャ」になりたい若者がアメリカで増えているんだとか。もしかして現実逃避? と思ったんですが、どうも違うようです。以下、WSJ日本版。

サンフランシスコに住むニコール・サリバンさん(32)は、最新テクノロジーの販売促進を手がけていたことがあるため、履歴書に「エバンジェリスト(伝道者)」と記載していた。だが08年に自ら会社を立ち上げた後、特別なスキルをアピールする必要が出てきた。
 彼女は今、「ニンジャ」として有名になりたいと考えている。
 サリバンさんは、黒頭巾をかぶった武術の達人ではない。自称「忍術を使ってソフトウェアを開発する」サンフランシスコのコンピュータプログラマーだ。
 今や「ニンジャ」は、新世紀の「グル(第一人者)」の座を争う、注目の職種なのだ。
 会員数が6500万人を越えるビジネス向け米ソーシャルネットワーキングサービス大手、リンクトインによると、昨年、新しい職種としての「ニンジャ」は急増し、ほかの流行の職種をはるかに凌いだという。リンクトインのサイト上で公開プロフィールに「ニンジャ」と記載する会員数は今のところ800人程度にとどまっているが、同じくIT関連で流行している「グル」や「エバンジェリスト」といった肩書きを大幅に上回ったと、リンクトインで職業データのパターンを研究する科学者のモニカ・ロガティさんは語る。
 「ニンジャ」とは何だろうか。正確に定義するのは難しい。
 「日本から輸入されたものではない。どこにでもいるようなソフトウェア開発者か、専門技術職を指しているようだ」とロガティさんは説明する。彼女がニンジャの登場に気づいたのは03年だが、昨年は急激に人気が上昇したという。
 シリコンバレーの人材会社の最高経営責任者(CEO)を務めるバレリー・フレデリックソンさんは、90年代の「エバンジェリスト」から続いている、IT業界の風変わりな肩書きの最新版が「ニンジャ」だと指摘する。

コンピュータプログラマーの「ニンジャ」が大半を占めるそうですが、家具の運送から何でも屋まで、さまざまな職種の人が「ニンジャ」を名乗っているようです。
「ニンジャ」ってかなり変わった職種だなと思うんですが、よくよく考えると「グル(第一人者)」とか「エバンジェリスト(伝道師)」も変。それを履歴書に書いちゃうセンスもすごいです。いや、でももしかしたら日本でも逆輸入的にニンジャ・ブームが到来して「私、ニンジャなんです!」と宣言する若者が増える……わけないか。


女性が魅力を感じる制服、2位「会社員」!?

快挙です。「gooランキング」が実施したアンケート「女性が魅力的に思う制服/ユニフォームの業界ランキング」のことです。まずは順位をご覧あれ。

1位・パイロットや3位・医者は高給とりのイメージともリンクしていることでしょう。4位・警察官と5位・消防士も、頼りがいありたくましいイメージを抱かせる彼らの制服が女性にウケるのもよく分かります。
それにしても2位・会社員。
包括的ジャンル、きました! もっとも、いわゆる「細身のスーツを着たシュッとした男性」のイメージなのでしょう。確かにおしゃれでスタイリッシュなスーツが増えた今、かつて「どぶねずみ」などと評されたビジネススーツのイメージが変わりつつあるようです。
と書きながら気づきましたが、この記事を書く私も会社員。味の出過ぎてうぐいすあん色になった軍パン&よれきって向こう側が透けて見えそうなデニムシャツ姿ですが……魅力ありますか?
ちなみに男性が魅力的に思う制服はコチラ。

3位と5位をマッシュアップした「メイド喫茶」がウケる理由、分かった気がします。


OLの仕事の満足度は?

サンケイリビング新聞社の情報紙「シティリビング」が、「OLの会社仕事に関する調査」の結果を発表しました(回答者459人・平均年齢32.8歳)。
その結果がこちら。http://www.sankeiliving.co.jp/ol_report/c_ol_89.shtml
これによると、「会社に対する満足度」は平均で64.1点、「仕事に対する満足度」は平均で64.3点。案外高めの数字。
会社に対する満足度に関しては、96~100点をつけている人が、18人もいます。
コメントを一部抜粋すると、
「産休や育児休暇も取らせてもらえて、今は時短で仕事もさせてもらえていて家事との両立がしやすいから」(30歳・既婚)
「直属の上司がとても良い方で、同僚もやさしい方ばかりです」(26歳・未婚)
こんな会社、あるんですね~。実名が知りたいところです。
「勤めている会社に自慢できるところはありますか」という設問も、あると答えた人が77.5%。ただ、詳しい回答を見ると、
「会社からの眺めが良い(27歳・未婚)」「飲み会が少ない(26歳・未婚)」。え、そこ!?
とはいえ、全体的には仕事に対して前向きな回答が多く、
「(※妊娠に関係なく)結婚後も働き続けたい」という人が46.4%も。
女性のパワーを再認識させられる調査です。


地域競争から首長競争の時代へ?

地域間競争が激しい時代。地域の「顔」とも言える首長の役割は、ますます重要になりそうです。「最年少市長」がキャッチコピーの千葉市長は、ついに『千葉ウォーカー』で、タレント並の活躍を始めました。

最年少市長とデートに行こう――。3月末に発売されたイベントやグルメ、生活の地域情報誌「千葉市ウォーカー」(角川マーケティング・定価880円)で、千葉市の熊谷俊人市長(32)が表紙・グラビアデビューし、芸能人さながらのポーズやカメラ目線のスマイルが話題を呼んでいる。
誌上では「市長がちば市デートをプロデュース」と題し、市のマスコット・ちはなちゃんと市長が、千葉都市モノレールで市科学館を巡るデートコースを紹介。市長はネクタイをはずしてリラックスした表情で「人生のモテ期は大学時代」などとコメントしている。
(中略)「韓流スターのようなあたたかみで普段と違った一面を出せた。関係した方にも前向きに受けとめていただきありがたい」と話す。三省堂そごう千葉店では販売部数が210冊を突破し、ムック本としては好調な売れ行きという

熊谷市長の挑戦は、見事にあたったようです。ところで、これは首長に限ったことではないかもしれません。企業でもトップ個人から社員一人ひとりの魅力が、これまで以上に企業や商品の好感度を左右するようになっています。自分を表現できるキャッチコピー、ダイエット、身だしなみ、ちょっと秀でた趣味…。やること満載でため息が出てきました。
[朝日新聞]千葉市長、雑誌デビュー上々 こだわりデートコース紹介
http://www.asahi.com/national/update/0410/TKY201004090586.html