1年間同じワンピースで過ごす女性。

環境ISOを取得する。屋上緑化に協力する。週末ボランティアに参加する――。
企業やビジネスパーソンが、何らかの「エコ」な活動を実践するのは、もはや当たり前な世の中。その手法も千差万別ですが、「その手があったか!」というスタイルで、アクションを起こす女性がニューヨークにいました。
こちらのブログ。
「Uniform Project」
http://www.theuniformproject.com/
Sheena Matheikenさんの本業は広告のクリエイターですが、彼女は2009年5月から1年間「7着ある同じ形のドレス」だけを着用して、そのコーディネートを毎日上記のブログで公開しているのです。
何日か追っていただくと分かるのですが、ビンテージの小物を使ったり、重ね着で変化をつけたり、と、その着こなしは実に多彩。ファストファッション隆盛の現代(安いから簡単に買って、簡単に捨てちゃう)に反するように、「持続可能なファッション」のスタイルを自らの身をていして提案しているというわけです。
さらにこのプロジェクトがユニークなのは、募金を募ってインドの学校に通えない子供たちをサポートする教育支援団体へ寄付していること。
実は「ユニフォーム・プロジェクト」着想のきっかけは、その名の通り、Sheenaさんがかつて着ていた「学校の制服」。インドでの学生時代、当然、毎日同じ制服を着ていたSheenaさんは、「いかにおしゃれに着こなすか」と様々なアレンジで工夫して着こなしていた。そのノウハウをいまに活かそう! と考えついたわけです。
ちなみに彼女が着るドレスは友人がデザインしたもので、販売も計画している模様。これだけのアレンジができて、しかも丈夫で、そして社会貢献にも繋がるとなれば、人気が出そう。何にしても、こうした個人のちょっとした「働きかけ」が世界を軽やかに動かすのは心地よいものです。
それにしても、かつて変形学生服で微妙な個性を競い合った元ヤンの方。驚愕のアレンジ能力で制服を街着に昇華させた元ギャルの方々。Sheenaさんに負けじと、あの時のノウハウを活かしたら、すごいことできそうじゃないですか?


こちら阿南市『野球課』です

徳島県阿南市では、4月から「野球課」という部署を新設するそうです。以下読売新聞。

 市内にあるプロ野球仕様の県営球場「アグリあなんスタジアム」にチームを多数誘致し、地元への宿泊客を増やして経済効果を高めるのが狙いだ。競技名を冠した部署は珍しく、岩浅嘉仁市長は「野球課を窓口にして、全国から様々な世代のチームを招きたい」と話している。
 同市は人口約7万8000人ながら、子どもから高齢者まで約100の野球チームが活動し、元巨人の水野雄仁投手も育った「野球どころ」。ナイター照明を備え、天然芝で両翼100メートルの同球場が2007年に完成し、四国・九州アイランドリーグの徳島インディゴソックスが拠点を置く。同球場ではアマチュア大会、大学チームの合宿など1シーズン約150試合が行われ、市の試算では、波及効果が年間1億2000万円余りに上る。市は試合を増やすことが、街の活性化や市民の利益につながると判断した。

私、草野球と空手をやっていまして、合宿にも行くのですが、双方で、「合宿に適した場所が少ない。グランド(空手の場合、体育館)が確保できない」という声を聞きます。
それを考えると、阿南市の取り組みを利用する団体はけっこうありそう。
こういう取り組みが広がると、余暇の充実や雇用創出に役立つ気がします。
[読売新聞]市に「野球課」 徳島・阿南
http://job.yomiuri.co.jp/news/ne_10031806.htm


第7回 仕事を劇的に“見える化”する!?『バブルマップ』手帳術

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「いま、手帳特集記事の取材に応じてくれる人を探しているんですよ。そういえば、杉山さん、何か面白いことやってませんか?」
先日、ある出版社の編集者からそんな話をいただきました。
早くも、杉山システム、雑誌デビューのチャンスか?
と一瞬舞い上がりましたが、僕、手帳の使い方はけっこう普通なんです……。
ド定番の能率手帳に、スケジュールと仕事リストを書いているだけ。
「僕には荷が重いです」と断ってしまいました。
うーん、しかし、この対応って杉山システム提唱者としてどうなんでしょうか?
ココで偉そうに自分の名を冠した仕事術を語っているのに、仕事ツールの王道といえる手帳の話ができないとは。なんかちょっと敗北感があります。
コレをモチベーションに、手帳の使い方を工夫してみることにしました。
そして実践したのが、「バブルマップ」
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一言で言えば、やるべき仕事リストを、手書きの円(=バブル)で表現する方法です。
バブルの大きさは、仕事量の大きさに比例しています。
優先順位が高い仕事ほど、上の位置にバブルを書きます。
コレの長所は、仕事を羅列したリストよりも、「見える化」できることです。
それぞれの仕事の量が表現できるので、どのぐらい仕事を抱えているか、一目で分かります。
また、途中経過も表現できる(例:半分終わったら、バブルの半分だけ赤ペンで塗る)ので、進捗具合も分かります。
さらに、大きな仕事を終わらせた時に、赤ペンで塗りつぶす時の満足感が大きい。
ま、自分で開発したみたいに言っていますが、実際は、以前、人気サイト「百式」の田口元さんに取材でお会いした時に習った方法です。早い話、パクリですね。
てなわけで、月曜日から実験スタート(※上の画像参照)。
上のバブルは、単行本の原稿書きの仕事。1週間で3章分、書き上げなきゃいけないんス。つれえ~。
さらに、下のバブル。PR誌の原稿書きの仕事もあります。
さて月曜日の夜。
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火曜の夜。
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水曜夜。
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大きなバブルが消えません!
急遽、PR誌の原稿の優先順位が上がったので、月火は単行本に手をつけられず。
ある意味、仕方ないのですが…。
重くのしかかる、3つのバブル。
これらが醸し出すプレッシャーたるや、リスト時代とは比べものになりません。
イライライライラ。
さらに、水曜日に、PR誌原稿の一部書き直し、別のPR誌の急ぎの見積もり依頼、雑誌の取材先探しなどが入ってきて、新たなバブルを記入しました。
が、書き込む字の量の関係上、不当にバブルがでかくなってます。
うう、より一層、圧迫感が出てきたぞ…。
こうして3週間にわたってノウハウを蓄積した結果、次のようになりました。
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元に戻しました。
だって、あまりにプレッシャーがかかり過ぎるんですもの。
田口さんの当時の記事やブログを読み返してみると、バブルマップの使い方が以下のように書かれていました。
「あくまで1日単位の仕事を把握する時に使う」
「それ以上の期間の仕事は、基本的には項目リストで保管」
「たまに気分転換で使うのみ。いつも使うわけじゃない」

つまり、長期の予定管理には向かないというわけです。
まったく、その通り。早く読んでおけば良かった…。
というわけで、今回のチャレンジはほぼ失敗でしたが、一つ気づきました。
「何でも『見える化』すればいいってもんじゃない」。
バブルマップを使っている最中は、プレッシャーを強く感じすぎて、いつもより仕事が進まなかった気がします。
あまりに見え過ぎると、精神衛生上、良くないこともあるな、と。
いずれにせよ、当分、手帳については語れなそうです…。


問題の先送り? 広がる「卒業延期制度」

就職できない学生の留年を認める「卒業延期制度」を取り入れる大学が増えているそうです。

(以下J-CASTニュースから引用)
内定をもらっていない大学4年生は5人に1人にのぼる。就職先が決まらないまま卒業するよりも、1年留年して「新卒」として就職活動を続ける方が有利だと考える学生は少なくなく、就活のための留年を認める大学が全国で相次いでいる。
青山学院大学は卒業に必要な単位を取得した学生を対象にした「卒業延期制度」を2010年2月25日から導入している。基本料と受講料の半額を納めなければならないが、在籍料と考えればさほど高くはないのかもしれない

すでに、湘南工科大、東京工芸大、成蹊大学をはじめ、「卒業延期制度」を導入している大学はいくつかあるそうです。文部省に対しては、「卒業単位を取得している学生を留年させることに法的問題があるかどうか」という問い合わせが増加中。「卒業延期制度」は、まだまだ広がる可能性がありそうです。
学生のニーズ、時代の変化に機動的に対応して、即座に新しい制度をつくったことは大学の柔軟性が飛躍的にあがったといえそうです。
ただ残念なのは、卒業を延期させるだけでは、景気回復頼みの単なる問題の先送りでしかないことです。
20代は、頭が柔軟で吸収力が高く社会人基礎力を学ぶ大切な時期。就活を目的にした留年の1年は、将来、かなりのハンディになりかねません。せっかく卒業延期制度をつくったのなら、その期間をできるだけ有効にするために、たとえば社会人基礎力を養うインターンシップメニュー、社会人になって役立ちそうな語学、経営分析、マーケティングなどをマスターできる教育メニュー、あるいは起業を視野に入れたアントレプレナー教育のメニューなどをセットで用意すべきかもしれません。
[J-castニュース]就活のために留年する学生支援  大学に広がる「卒業延期制度」
http://www.j-cast.com/2010/03/17062498.html2010/3/17


介護と学童保育が融合したユニーク施設

今や、子どもがいても女性が働くのは当たり前。それにともなって、学童保育も、単に預かればいいという時代は終わりつつあるようです。個性的なコンセプトを打ち出す施設が登場してきました。以下、産経ニュースより引用。

「ライフキット」は、デイサービスセンターと学童保育の複合施設。鋤田さんはケアワーカーなど福祉の世界で働きながら長男を育てた。学童も利用したが、終了時間が早いことやおやつの内容などニーズに合わないと感じることが多かった。仕事を通じて世代間交流の重要性を痛感していたこともあり、昨年4月、複合施設を立ち上げた。
オープン当初は、認知症のお年寄りが同じ内容を繰り返し話したり間違えたりすると、子供たちは「違うよ」と反論。しかし、鋤田さんたちスタッフが症状を説明することで少しずつかかわり方を学び、今ではお年寄りと一緒に安心して放課後を過ごす。お年寄りの方も、アルコール依存症だった人が「子供の前で酒のにおいはさせられない」と飲酒をやめたり、幼稚園教諭だった女性が子供を前に使命感に燃えたりと、変化も表れた。
(中略)
一方、進学塾「浜学園」と組んで、学童保育の時間内に勉強しようという事業を始めたのは、保育サロンの運営などを手がける「チャイルドハート」(神戸市)。保育サロンで放課後を過ごす小学生を対象に、浜学園グループの「はま道場」監修の漢字や計算などの基礎講座を実施。浜学園で講習を受けた保育士が指導にあたる。
導入のきっかけは、「私の子育てが原点」とチャイルドハート代表取締役、木田聖子さん。自身の子供たちは学童保育で楽しく過ごし、社会性も磨かれたが、「親としてはもっと勉強させたかった」と振り返る

学童保育の受け入れ児童は、現在81万人ですが、平成26年には111万人まで増やすそうです。ユニークな学童保育制度は続々と誕生するでしょう。将来は、魅力的な学童保育施設の有無が、住宅地の人気を左右するといった時代がやってくるかもしれませんね。
[MSN産経ニュース]【こども】「学童保育」の新しい形 デイケアと統合/進学塾と連携
http://sankei.jp.msn.com/life/education/100317/edc1003170744000-n1.htm