学生時代、就職活動をするためにスーツを買いに行ったら、なぜか店員にど派手なマイケル・ジャクソンモデルのスーツを買わされそうになったことがあります。買っておけば一生ネタにできたなと思うのですが、それ以上に良いネタにできそうなスーツを発見しました。「480個のダイヤがついた8000万円のスーツ」だそうです。
写真など、詳細は以下でどうぞ。思ったほど派手ではないです。
[Gigazine]480個のダイヤモンドがついた8000万円もする世界最高額スーツが3着限定で販売中 http://gigazine.net/index.php?/news/comments/20100624_world_expensive_suits/
The Suit – products new home – R.Jewels Diamond Edition http://stuarthughes.com/newdawn/product_info.php?products_id=91
仕事用で買う人はいないと思いますが、というかそもそも購入する人がいるのでしょうか…。気になります。
作成者別アーカイブ: sugai
電力を客の体力でまかなうホテル!?
正直なところ、できる限り省エネかつ素早く仕事を終わらせ、早いとこ明後日早朝のW杯「日本対デンマーク」戦に備えたいところなのですが、デンマークのあなどれなさをかいま見るような記事を発見しましたのでご報告。以下、greenz.jpより。
そのタイトルが、
OUR GUESTS ARE ELECTRIC (我々のお客様はエレクトリックです)
というもの。
何のこっちゃ!?そう思いますよね。このホテルには変な客ばかりが来るのでしょうか?
いやいやECCENTRIC(エキセントリック)ではなくELECTRIC(エレクトリック)、つまり“電気的な”という意味です。
でも、お客様が“電気的”とは一体どういうことでしょうか?
実は、このホテルでは、世界で初めて宿泊客が発電した電力をホテルに供給できるシステムを取り入れたのです。プレスリリースの内容を見ると、そのシステムとは以下の通り。
1.ホテルのフィットネスジムに、ペダル式発電自転車を設置(発電量は数値で確認できる)
2.フィットネスを楽しむ客によって発電された電力がバッテリーに蓄積された後、ホテルの主電力供給部にフィードバックされて、ホテル全体の電力消費の助けとして使用される
3.10ワット時以上の電力を発電した客には、ホテル側からご褒美として200DKK(約3400円)相当の食事が提供される
つまり、お客様が気持ちよく汗を流しながら、ホテルの省エネにつながるという、まさにWIN-WINなシステムなのです。そして、重要なポイントは“がんばったで賞”的なご褒美があること!これ、単純に燃えますよね。
おお、何とも効率的。いかなる資源もムダにしないてクレバーさは、まさにデンマーク代表のよう。これは手強そうです。
よく考えてみたら「はたらき方」とはあまり関係が無いような気もしてきましたが、仕事のスピードUPのためにマルチタスク思考が不可欠な昨今。「エコ」かつ「省エネ」かつ「フィットネス」かつ「食事」を提供する一石四鳥ホテルの着想は、すべてのビジネスマンが見習いたいところです。
[greenz.jp]「お客様はエレクトリックです」世界初の客が発電するホテル
http://greenz.jp/2010/05/18/crowne-plaza-copenhagen_pedal_electricity/
「世界一ダサい」ネットショップ
パッと見、ただのフリスク。が、よく見ると、「SPEARMINT」の文字が「DASAI MINT」、「FRISK」が「WATANABE」になっている…??
フリスクの文字列を自由に変えられる「オリジナルフリスクステッカー」が人気を呼んでいるそうです。詳しくは、以下記事にて。
[なんば経済新聞]フリスク用オリジナルステッカーが話題に
http://namba.keizai.biz/headline/1365/
気になるのは、この商品を販売しているサイト、その名も「世界一ダサいネットショップ」。「世界一ダサいオリジナルプレゼントを制作し、少しでも笑いがおきれば」と2009年12月にオープンしたとか。他にも、旅館のカギ風キーホルダーや「世界一ダサイ表彰状」などオモシロ商品を揃えていますが、何より、代表の河井さんが楽しそうにサイトを運営しているのが印象的です。サイトを訪れてみれば、楽しく働くヒントも見つかる? かもしれません。
世界一ダサいネットショップ
http://www.kokoshika.net/
『頭のいい人のからだの鍛え方』をやってみた。結果編
編集部のメンバーが最近読んだ“シゴトに関する書籍”を自ら実践。その「はたらき心地」をレポートするという、安易なプラグマティズムにもとづいた書評コーナーなのです。
<今回のやってみた本>
『頭のいい人のからだの鍛え方』(中野ジェームズ修一/著 ポプラ社)
<今回のやってみた人>
須貝
トレーニング開始から2か月。その効果は…
「コレステロールを減らしたいっ!」
27歳とは思えない切実な願いを胸に、『頭のいい人のからだの鍛え方』というトレーニング本を試し始めてからはや2か月。「○○だけやれば大丈夫」「2週間ですぐ痩せる」といった甘い言葉で興味をひきつつ、実際やってみてもあまり効果がない――。本書はそんな内容とは一線を画す、ほんとうに効率的で、結果のでるやり方だけを紹介する「頭の良い」トレーニング方法を紹介する本なのだ。
というわけで今回は、本書の内容を実際にやってみた結果を発表しようと思う。…のだが、その前に「こいつは2か月間ちゃんとトレーニングしていたのか?」という疑問もあると思うので、そのあたりの報告からしておこう。
自分でも意外なことにトレーニング自体はまだ続けている。スタート時の目標は、ランニングと各種筋トレを基本のメニューとして週3回やることだった。仕事が忙しいときはランニングが週1回になることもあったが、まったく走らないということはなかった。
これはやはり本書で紹介されていた、簡単なことから始めて徐々にトレーニングの負荷を上げていく「漸進性の原則」のおかげだろう。最初は家のまわりを30分歩くことから始め、いまでは家の周りを30分走っている。距離にして5キロあると最近知った。いきなり「5キロ走る」をメニューにしていたらここまで続かなかった気がするが、少しずつ体をならしていくことで無理なく習慣化できたのだと思う。これぞ頭のいい鍛え方。
同じことが筋トレにも当てはまる。こちらもほそぼそと続けていて、たとえば上腕二頭筋(いわゆる、ちからこぶの部分)のトレーニングでは3キロのダンベルからはじめて、いまでは7.5キロにまでアップした。
もっとも、体の見た目はまったくと言っていいほど変わっていない。毎日見ているから変化に気づかないだけなのかもしれないが、憧れていたブルース・リーにはびっくりするほど程遠い。たった2か月であのビッキビキの肉体になっても恐いけど…。
見た目はともかく、今回の目標は「2か月後に血液検査の結果(特に悪玉コレステロールの値)を基準値内にする」だ。ちなみに基準値は総コレステロールで140~199。前回は276でぶっちぎりの「×要受診」だった。「これはさすがにクリアしてるだろう」と思ってまた測定しにいったら、結果は「228」。まさかの基準値超えだ。前回よりも値が48下がったものの、判定としては「△要注意」。目標達成は……できなかった。ショック!
いや、待てよ。ここで総コレステロールが基準値になっていたらどうだろうか? 結果に安心しきってしまって、せっかく習慣化していたランニングも筋トレもさっさとやめていただろう。これはもっとトレーニングを続けて、ブルース・リーばりのビッキビキの腹筋を手に入れろということに違いない! 背筋も鍛えまくって背中に「鬼の顔」が浮き出るくらいに……と頭の悪そうな妄想をしつつ、もうしばらく『頭のいい人のからだの鍛え方』を続けてみようと思ったのであった。
頭のいい人のからだの鍛え方 筋肉で痩せる・体質改善する8メソッド
- 作者: 中野ジェームズ修一
- 出版社/メーカー: ポプラ社
- 発売日: 2010/03/13
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
第6回 しゃべり過ぎちゃいました
インタビューを成功させるための鉄則は、事前に取材相手のことをよく調べておくこと。
著書、新聞・雑誌・ネットの記事、出演番組…。これらをチェックし、これまでの経歴や人となり、考え方などの予備知識を得ておくのと、得ていないのでは、インタビューの結果は大違いです。メリットをいくつか挙げると、
・何度も出ている話をせずに済むので、時間の節約になり、重要な質問に時間を割ける
・「あの記事ではこう書かれていましたが、実際この時どうお考えだったのでしょうか?」とより突っ込んだ質問ができ、それがハマれば、他誌にはない情報を引き出せる
・趣味やプライベートな話で盛り上がることで、会話のキャッチボールがしやすくなる
といったところでしょうか。
逆に、下調べが甘いと、表面的な質問に終始してしまい、薄っぺらい記事しか書けなくなる。また、それが相手にバレると、取材の雰囲気がものすごく悪くなることもあります。
というわけで、ライターになった頃から、最低限の下調べはしているのですが、
「下調べすればいいわけじゃない」ということを思い知らされた出来事がありました。
それは10年前。某月刊誌の「私の創業ヒストリー」といった記事の取材でした。
取材先は、ITベンチャーの旗手として、世間でも注目を浴びていたキレ者社長。
一方の僕はというと25歳(当時)。それまでビッグネームに取材をした経験がないペーペーで、しかも当日は編集者が同行しないことに。
「僕一人で大丈夫だろうか…」
ガチガチに緊張してきました。
その不安を少しでもぬぐい去ろうと、雑誌やネットのインタビュー記事を手当たり次第にかき集めました。そして前日から読み込み、プロフィールや考え方を暗記するほどに。よし、これだけ覚えれば、「そんなことも知らないの?」とは言われまい。きっと大丈夫――。
さて、取材が始まりました。下準備の成果を発揮するぞ!
僕「まず、開業のきっかけからなんですが、意識された時期は、やはり大学時代にソフトウェア会社で働かれていた時ですか?」
社長「そう…ですね、はい」
僕「そちらで仕事をされている時に、今後就職するというよりも、これからインターネット系のビジネスをしていこうと思ったわけですね」
社長「そう…ですね」
僕「で、○○に書かれていたのですが、ご友人と3人で起業されたそうですが、大学で価値観の合うご友人と知り合ったそうですね」
社長「……ええ」
文字にすると、何がいけなかったのか、よく分かります。
一言でいえば、「下調べの確認作業に終始していること」。
確かに質問なのですが、答えも僕がしゃべってしまっているわけですね。
これでは、相手は「YES」か「NO」でしか答えられません。
営業でも合コンでも、会話を盛り上げる基本は「相手に話してもらうこと」。
「YES・NOでしか答えられない質問」は、その対極といえるでしょう。
インタビュアーがそれをやってどうする!
もちろん、この取材は失敗に終わりました。
「確認作業」ばかりしていたので、話が盛り上がらず、そのまま取材時間が終了。
とりたてて面白い話を引き出せず、原稿も薄っぺらい内容になってしまいました…。
この「確認作業」をいつ反省したのかは忘れたのですが、
今では、インタビューの冒頭で、どの著書とインタビュー記事を読んだかを伝えると共に、「改めて教えていただいてもよろしいですか?」と言うようにしています。
そして、「まず、○○さんの営業の基本スタンスを教えてもらえますか?」などとYES・NOでは答えられない質問をしています。
こうすると、相手が「ここまでは知っているだろう」と判断し、回答をこちらに合った形にアレンジしてくれる。また、相手も話しやすいことが分かったからです。
今回の失格言
知ってても 話さないのが 心意気