消費者と農家が直接契約をして前払いで農産物を買い取る。豊作の時には大量の野菜が届き、もし不作で収穫量が0の時には野菜は届かないし、代金の払い戻しはない。消費者と農家がリスクを分け合うことで小規模農家を守り、また安全な野菜を確保する。
現在、こんな小規模農家と消費者の「テイケイ」が約30カ国に広がっているそうです。アメリカでは、「CSA(コミュニティー・サポーテッド・アグリカルチャー=地域と支え合う農業)」と呼ばれ、07年には1万2549農場が参加していました。
別名はカネコさん方式。というのは、そのルーツが日本にあったからです。それは1971年に設立された「有機農業研究会」(現・NPO法人「日本有機農業研究会」)。同県休会の契約農家の一人の金子美登さんは、1975年から国内外の研修生を約100人受け入れるようになりました。その中の一人のアメリカ人が、帰国後、このシステムを本国に広め、それが世界中に広がったというわけです。
当時のメンバーは高齢になり、運動は伸び悩んでいます。現在は、CSAが農業再生の切り札として逆輸入されているそうです。
[MSN産経ニュース]テイケイ農業、世界で育つ 地域と支え合う「CSA」日本に逆輸入
http://sankei.jp.msn.com/economy/business/100111/biz1001112039008-n1.htm
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意外? 年収が1ドルの社長たち
GIGAZINEの『年収がわずか「1ドル」になっている有名企業のトップ10人』では、年収1ドルで働く有名企業のCEO、社長10人がランキング形式で紹介されています。
AppleのCEO、スティーブ・ジョブズ氏やGoogleのエリック・シュミット氏、創業者のラリー・ペイジ氏、サーゲイ・ブリン氏が年収1ドルなのは有名な話。Googleは自分たちの提供するサービスと同じように年収もいっそ「無料」にしてしまえば良いんじゃないかと思うところもありますが、法律的な問題があるのかもしれません。例えばAppleのジョブズ氏に関して言えば、居住地の州法で家族の社会保障を受けるために必要な給与証明を発行してもらう最低報酬額が1ドルなのだそうです。
年収が1ドルと言っても実際のところは、他の企業からの収入がある、株の配当がある、すでに莫大な資産を築いているなど、それぞれ生活には全く困らないようです。紹介されたのはアメリカのIT、テクノロジー系の企業が大半ですが、そのうち日本の企業でも「年収100円」などとアピールする経営者が現れるかもしれません。
世界最高の仕事は「キツかった」?
職場は美しい珊瑚礁に囲まれた南の島。シュノーケリングや日光浴、さらに用意された豪邸生活をブログやビデオ日記で伝えるだけで、約1000万円の報酬が――。
昨年、オーストラリア・クイーンズランド州政府が「世界最高の仕事!」のコピーで全世界に向けて募集したグレートバリアリーフにあるハミルトン島の管理人職。厳正な審査によって管理人に選ばれ、7月から着任していた34歳のイギリス人男性が、先日その任期を終えました。
もっとも、毎日19時間・週7日毎日働く「激務」だったようで。「非常に忙しく、キツイ仕事内容だった」と振り返っています。
まあ「最高」とは便利な言葉でして、「最高に忙しい」も含んでいたということでしょうか?
でも、やっぱりうらやましいなあ。
[CNN.co.jp]「世界最高の仕事」の任期満了、仕事内容は「キツかった」と
http://www.cnn.co.jp/business/CNN201001070030.html
職業は「地球外生物管理局員」!?
「実は、僕、こんな仕事をしているんです」
そういっておもむろに取り出した証明証。
その名は、「地球外生物管理局員」…?
これは「妄想ライセンス」。
ユニーク商品を手がける(株)カメレオンの新商品で、架空の免許証・証明証が、自分の顔写真、実名入りでつくれます。
種類は8種類で、地球外生物管理局員の他、巨大ロボ操縦免許証、UFO運転免許証、うやむや許可証、ヨッパライ許可証、昼寝・うたたね許可証、魔法使用許可証など。
それぞれ、もっともらしい説明書きが書かれています。
料金は3枚2100円からで、Webで申し込みが可能。
転職活動の時、履歴書に書いたら…合否の責任はとれません。
(株)カメレオン「妄想ライセンス」
http://www.mousou-licence.com/
「中古車リース」であの高級車もお得に
名古屋の自動車修理業Dr.ペイントが、3年前から始めた「カーリクエスト」サービスが好調だそうです。
最大の特徴は、好きな車種をリースできること。秘密は中古車の利用にあります。同社は、中古車のオークションを利用して客のリクエストに応じたクルマを用意するわけです。
中古車だからリース代も割安。費用は、車検代、税金、メンテナンス費用なども含めて、小型車の場合は月額2万5000~3万5000円、高級車で5万~15万円です。3年未満の利用なら中古車を購入するより割安だそうです。また、契約は2年ですが、半年過ぎれば汚れや傷などの修復費用を支払うだけで解約できることも安心感につながっています。
「一度、ポルシェに乗りたかった」といったお試し需要も少なくないそうです。
利用台数は昨年は300台。今年は1000台に達すると予想しています。
クルマの知識が無い人にとって中古車は故障が不安ですが、メンテナンスサービスがついていれば不安感は薄れるでしょう。本業が修理業だからこそ生まれたアイデアかもしれませんね。
中日新聞「ポルシェもOK、中古車リース人気 名古屋の修理業者」
http://www.chunichi.co.jp/article/economics/news/CK2010010702000194.html