東京都が、2010年度に、放課後の小学児童を夜まで受け入れる学童クラブを創設することを決定。まずは計6000人分、150施設の新設を目指すそうです。以下読売新聞より
子供を延長保育で預けてきた共働き家庭が、小学校入学に伴って預け先に困り、仕事と育児の両立に悩むケースが目立ち、最近は「小1の壁」と呼ばれるようになっている。(中略)
都が子育て中の約1300世帯を対象に実施した2007年度調査でも、44.2%の世帯が午後7時以降の利用を望んだのに対し、実際に利用できていたのは8.6%に過ぎなかった。
新たに設ける学童クラブの運営時間は、午後7時以降までとする。この場合に限って、国などの補助金を除く運営費について、区市町村とともに最大2分の1負担する考えで、東京版への参入を運営会社側に強く働きかける。都では、午後7時までの運営が中心になるとみている。区市町村が運営する公設の既存クラブにも、新制度の創設を機に、できるだけ利用時間の延長を求める方針だ。
この施策が、共働き家庭を助ける切り札となるか? 今後の動向が注目されるところです。
読売新聞「学童クラブ夜7時まで…都の少子化対策」
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20100107-OYT1T00034.htm