「何かやりたい!」学生たちに人気の社会貢献サイト

夏休みといえば、アルバイトやインターンシップに精を出すのが、学生の定番コース。
ただ海を越えたアメリカとなると、ここに「ボランティア」が加わり、またその割合も多い模様。NPOの活動や地域イベントにボランティアとして参加することで「環境や雇用などの問題解決に協力したい!」という学生が少なくないからです。
もっとも、そんな“強い思い”はあれど「何からやっていいかわからない!」という人は洋の東西を問わず多いもの。
そんな彼らの思いと、社会貢献活動をマッチングする、ユニークな社会貢献型ウェブサイトがアメリカで人気だそうです。
以下、greenz.jpより。

「Do Something」は、10代の若者をメインターゲットに絞り込み、社会貢献アクションやボランティア活動をサポートするオンラインプラットフォーム。「活動の主役はティーンである」がコンセプトのこのウェブサイトでは、「世の中のために、何か役に立ちたい」と考えている若者の好奇心を刺激し、自律的なアクションが促されるよう工夫されています。
「実際に、社会貢献活動をしたい!」というユーザは、「Act Now!」のページで、自分の興味・関心やスケジュールにあわせて、ボランティア情報を検索することが可能。1年といった長期の活動から1日限り、中には「One minute(1分)」というものまで、コミットできる範囲にあわせて、活動を選べます。
(中略)
また、「Do Something」のもうひとつの特徴が、「CLUBS!」。名のとおり、自分たちの社会貢献活動を「部活」にしてしまおうというもので、仲間を5人集めて、活動のアイデアがまとまったら、「Do Something」に応募して、活動をスタートさせるという仕組みです。「Do Something」に登録されている「各クラブ」の活動状況はウェブページで共有されているほか、毎週活動資金争奪コンテストが開催されるなど、クラブ同士で切磋琢磨し合えるような仕掛けも設けられています。

「活動資金争奪コンテスト」なんて仕組みづくりが、良いじゃないですか。
いずれにしても「楽しみながら、気負わず自然に社会貢献する」そんなムードやシステムが、もっと日本にも普及したら、得体のしれない「閉塞感」とやらも、ちょっとは緩んでくれそうですよね。
[greenz.jp]部活みたいにボランティアで青春!ティーン向け社会貢献サイト「Do Something」
http://greenz.jp/2010/07/30/do_something/?utm_source=feedburner&utm_medium=feed&utm_campaign=Feed:+greenzjp+(greenz.jp)


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hakoda

hakoda について

1972年新潟県生まれ。『月刊BIG tomorrow』『Discover Japan』『週刊東洋経済』等で、働き方、経営、ライフスタイル等に関する記事を寄稿。著書に『図解&事例で学ぶイノベーションの教科書』『クイズ商売脳の鍛え方』(共著)、『カジュアル起業』(単著)などがある。好物は柿ピー。『New Work Times』編集長心得。