「おいしいものを食べたい」。その欲望は、人間の進歩の原動力ともいえます。
そんなことをあらためて確信させてくれるのが、以下のニュース。
フリーズドライ使いすしパーティー 南極技術でおいしい宇宙食(SankeiBiz)http://www.sankeibiz.jp/econome/news/100622/ecc1006220501001-n1.htm
記事によれば、今年の4月に国際宇宙ステーションで開かれたすしパーティで振る舞われた寿司は、フリーズドライ食だったそうです。パックの中に水を入れて1分間待てば、生の寿司と遜色のない味が再現されます。
このすしは、南極観測隊の「南極でおいしいものが食べたい!」という要望から誕生しました。簡易で保存性がよく、しかも軽くなければダメ。おいしい上にこんな条件を満たすのは至難の業。開発を断るメーカーの心を動かしたのは、「極限の地だからこそ、おいしいものを食べたい!」という隊員達の気持ち。そこから誕生した技術は、宇宙でも通用するレベルにまで達していたわけです。
立派なビジョンを掲げるよりも、「おいしい」「楽しい」「オシャレ!」…。こんなシンプルな目標を掲げた方が、モチベーションはあがるのかもしれませんね。
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480個のダイヤモンド付、8000万円のスーツ販売中。
学生時代、就職活動をするためにスーツを買いに行ったら、なぜか店員にど派手なマイケル・ジャクソンモデルのスーツを買わされそうになったことがあります。買っておけば一生ネタにできたなと思うのですが、それ以上に良いネタにできそうなスーツを発見しました。「480個のダイヤがついた8000万円のスーツ」だそうです。
写真など、詳細は以下でどうぞ。思ったほど派手ではないです。
[Gigazine]480個のダイヤモンドがついた8000万円もする世界最高額スーツが3着限定で販売中 http://gigazine.net/index.php?/news/comments/20100624_world_expensive_suits/
The Suit – products new home – R.Jewels Diamond Edition http://stuarthughes.com/newdawn/product_info.php?products_id=91
仕事用で買う人はいないと思いますが、というかそもそも購入する人がいるのでしょうか…。気になります。
電力を客の体力でまかなうホテル!?
正直なところ、できる限り省エネかつ素早く仕事を終わらせ、早いとこ明後日早朝のW杯「日本対デンマーク」戦に備えたいところなのですが、デンマークのあなどれなさをかいま見るような記事を発見しましたのでご報告。以下、greenz.jpより。
そのタイトルが、
OUR GUESTS ARE ELECTRIC (我々のお客様はエレクトリックです)
というもの。
何のこっちゃ!?そう思いますよね。このホテルには変な客ばかりが来るのでしょうか?
いやいやECCENTRIC(エキセントリック)ではなくELECTRIC(エレクトリック)、つまり“電気的な”という意味です。
でも、お客様が“電気的”とは一体どういうことでしょうか?
実は、このホテルでは、世界で初めて宿泊客が発電した電力をホテルに供給できるシステムを取り入れたのです。プレスリリースの内容を見ると、そのシステムとは以下の通り。
1.ホテルのフィットネスジムに、ペダル式発電自転車を設置(発電量は数値で確認できる)
2.フィットネスを楽しむ客によって発電された電力がバッテリーに蓄積された後、ホテルの主電力供給部にフィードバックされて、ホテル全体の電力消費の助けとして使用される
3.10ワット時以上の電力を発電した客には、ホテル側からご褒美として200DKK(約3400円)相当の食事が提供される
つまり、お客様が気持ちよく汗を流しながら、ホテルの省エネにつながるという、まさにWIN-WINなシステムなのです。そして、重要なポイントは“がんばったで賞”的なご褒美があること!これ、単純に燃えますよね。
おお、何とも効率的。いかなる資源もムダにしないてクレバーさは、まさにデンマーク代表のよう。これは手強そうです。
よく考えてみたら「はたらき方」とはあまり関係が無いような気もしてきましたが、仕事のスピードUPのためにマルチタスク思考が不可欠な昨今。「エコ」かつ「省エネ」かつ「フィットネス」かつ「食事」を提供する一石四鳥ホテルの着想は、すべてのビジネスマンが見習いたいところです。
[greenz.jp]「お客様はエレクトリックです」世界初の客が発電するホテル
http://greenz.jp/2010/05/18/crowne-plaza-copenhagen_pedal_electricity/
「世界一ダサい」ネットショップ
パッと見、ただのフリスク。が、よく見ると、「SPEARMINT」の文字が「DASAI MINT」、「FRISK」が「WATANABE」になっている…??
フリスクの文字列を自由に変えられる「オリジナルフリスクステッカー」が人気を呼んでいるそうです。詳しくは、以下記事にて。
[なんば経済新聞]フリスク用オリジナルステッカーが話題に
http://namba.keizai.biz/headline/1365/
気になるのは、この商品を販売しているサイト、その名も「世界一ダサいネットショップ」。「世界一ダサいオリジナルプレゼントを制作し、少しでも笑いがおきれば」と2009年12月にオープンしたとか。他にも、旅館のカギ風キーホルダーや「世界一ダサイ表彰状」などオモシロ商品を揃えていますが、何より、代表の河井さんが楽しそうにサイトを運営しているのが印象的です。サイトを訪れてみれば、楽しく働くヒントも見つかる? かもしれません。
世界一ダサいネットショップ
http://www.kokoshika.net/
子供に住み良く、母親は住みにくい国
イギリス発祥の国際NGO「セーブ・ザ・チルドレン」は、今年度の「母親になるのにベストな国ランキング」を発表しました。
以下毎日新聞より引用
世界160カ国を対象に、妊産婦死亡のリスクや5歳未満児の死亡率、産休・育休の取りやすさ、国政レベルでの女性の政治参加などを指標化し、比較した。ワースト10の国のうち8カ国はサハラ砂漠以南のアフリカ諸国。最下位はアフガニスタンだった。
ランキングは、「女性指標」と「子ども指標」を総合した順位です。
「女性指標」は、主に、産婦死亡のリスク、現代的避妊手法の使用、訓練を受けた医療従事者の立会の出産、 女性の平均余命、 女性の正規教育期間、 男女間の給与所得の比率、産休・育休制度、女性の国政レベルでの政治への参加の8項目で、日本は38位でした。女性議員の割合の低さなどが、女性指標の順位を大きく下げる結果になったようです。
「子供指標」は、主に、5歳未満の子どもの死亡率、5歳未満の子どもの栄養不良児率、就学前教育就学率、初等教育就学率、 初等教育就学の男女比、中等教育就学率、 安全な水の利用率の8項目によって比較されているそうです。ちなみに日本は世界6位でした。
一言で言えば、日本は、母親の生き甲斐はないけれど、子供にとっては幸せな国というところでしょうか? それにしても、子供指標が6位にもかかわらず、全体指標のランキングは6つしか上がらないとは…
【毎日新聞】母親になるのにベストな国ランキング:日本32位
http://mainichi.jp/life/edu/news/20100509ddm041040073000c.html
【セーブ・ザ・チルドレン】母の日レポート:母親になるのにベストな国ランキング http://www.savechildren.or.jp/news/press/_20100506.html