国際化とともに国際結婚は増加の一途ですが、困るのは言葉。中でも、人口が密度がまばらで、日本語学校に通えない地方は深刻です。そこで、こんな取り組みが始まりました。以下、読売新聞より引用。
(中略)
『秋田県の外国人登録者数は、中国人、韓国人、フィリピン人を中心に4405人(2008年末)で、全国で4番目に少ない外国人散在地域。一方、日本人の配偶者を持つ外国人が約1割。約20年前から農村地域での「外国人花嫁」が増えた地域でもある
現在、「のしろ日本語学習会」の生徒は66名でボランティア教師は20名。高校生から80歳代まで多様な年齢の人が含まれていているそうです。同時に、盆踊りや花見ろいった地域住民を交えた交流行事もあるそうです。
少子高齢化の進展とともに、今後は、新しい労働の担い手としても外国人が増えていくでしょう。そうなれば、外国人がスムーズに地域にとけこめ、同時に日本人がスムーズに受け入れる仕組みづくりは、大都市、過疎地を問わず必要になっていきます。そうした意味でも、同学習会の取り組みは大注目ですね。
[読売新聞]教育ルネサンス日本語を学ぶ(6)高校生も80歳代も先生
http://www.yomiuri.co.jp/kyoiku/renai/20100311-OYT8T00200.htm