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読んでいない本について堂々と語る! PHP『THE21』2014年5月号で一部執筆

THE 21 (ザ ニジュウイチ) 2014年 05月号 [雑誌]

こんにちは。杉山です。
PHP研究所のビジネス誌『THE21』2014年5月号で、以下の3つの記事の取材・構成を担当しました。

●「A4紙にメモ書きをして負の感情を解消する」(ブレークスルーパートナーズ・赤羽雄二氏)
●「(新連載)ビジネス賢者の『読書論』」(経営コンサルタント・神田昌典氏)
●「(連載)消費税ショックの賢い受け止め方」(ファイナンシャルプランナー・横山光昭氏)

神田先生に、毎回「今月の1冊」をご紹介してもらうことにしたところ、
第1回目は『読んでいない本について堂々と語る方法』。
読んでいない本について堂々と語る方法

読書がテーマの連載なのに、1回目の本がコレ!? という感じですが、読んでみると、納得感があります。
ああ、できれば、読まずに語りたかった。

この本の方はともかく、雑誌の方は「読んで」語っていただければ幸いでございます。


無名ブランドの9万円のコートが売れる。「SMBCマネジメント+(プラス)」2014年5月号記事を一部執筆

SMBCコンサルティング発行の情報誌
「SMBCマネジメント+(プラス)」2014年5月号特集記事を執筆しました。

■特集「シニアビジネスはアッパーミドル層を狙え!」
●OVERVIEW
資産はあっても使えるお金は少ないアッパーミドル層の動向を知る
村田 裕之氏(村田アソシエイツ 代表)
●CASE
一流ブランドがやれないことまで徹底してこだわり抜く
第一織物株式会社

第一織物さんは、誰でも知ってる欧米の数々の高級ブランドに生地を卸しているメーカー。
吉岡社長が「自分のような日本人体型のシニアが着れて、安っぽくないアウターが欲しい!」と、コート制作に着手。
高級ブランドでも「そこまで要らないよ」という高級生地を使いまくった、着心地最高のコートをつくりあげました。
値段は9万円超。
無名ブランドの9万円のコートが売れるのか? と心配したそうですが、
デパートに何気なく置いてもらったら、何着も売れたそうです。
吉岡社長のようなニーズを持った人がいる手応えを感じたようです。

それにしても、言えないのが残念ですが、生地を卸しているブランドのそうそうたる顔ぶれと来たら・・・。
またしても日本の誇るべき技術・企業を発見した気分でした。

詳しい内容は、以下のリンク先で、5月上旬まで見ることができます。
http://www.smbc-consulting.co.jp/company/mcs/businesswatch/managementplus/


皆で「ひとり○○」に行く時代!? 『社長の繁盛トレンド通信』

こんにちは、杉山です。

先日、日本経営合理化協会AV局のWebマガジン、『社長の繁盛トレンド通信』の取材で、「ワンカラ」におじゃましてきました。

ワンカラとは「ひとりカラオケ」の専門店。
2011年11月に東京・神田に1号店をオープンすると、連日2-3時間待ちの大人気! 今では8店舗に増えています。

人気の秘密は、一人で思い切りカラオケに行きたいけど、「他の客の視線が気になる」「忙しい時に行ったら、店に迷惑だと思われる」
という人が気兼ねなく楽しめるよう、さまざまな配慮がなされていること。
実際歌ってみましたが、ヘッドフォンカラオケに慣れれば、思う存分好きな歌が歌える!
仕事の合間にストレスがたまったら、ちょいと立ち寄れば、大いにリフレッシュになりそうです。

ひとりカラオケなのに、3人ぐらいで連れ立ってきて、それぞれが個室で歌う、というグループ客もけっこういるとか。
さすがに合理的過ぎるんじゃないかという気もしますが、練習してないけど歌いたい歌とかを歌えますから、気持ちはわからなくもありません。
先日、幼なじみとカラオケに行きましたが、その場でも歌いにくい曲はあるものな~。
薬師丸ひろ子縛りとかできないし。

あと面白かったのは、早朝タイムサービスの時間に、ビジネスマンが訪れること。
もっとも歌うわけではなく、ドリンクバーのドリンクを飲みながら、新聞を読んでいるそうです。
防音がきいているので、ネットカフェより静かで集中できるんですよね。
エッジの効いた店をつくると、思わぬ潜在ニーズが拾えるようです。

詳細は、以下でご覧になれます。
http://www.jmca.jp/column/kadena/


『図解&事例で学ぶ ビジネスモデルの教科書』が11電子書店で発売に!

図解&事例で学ぶ ビジネスモデルの教科書

先日発売された『図解&事例で学ぶ ビジネスモデルの教科書』
(監修:池本正純、著:カデナクリエイト、発行:マイナビ)。
すでに紙版、Kindle版[固定レイアウト版] 、[リフロー版] 、GooglePlay版、KOBO版 の5種類が同時発売中ですが、

≪Kindle・リフロー版(文字の大きさなどが自由に変えられるものです)≫
http://www.amazon.co.jp/dp/B00J2PWE9O

≪Kindle・固定レイアウト版≫
http://www.amazon.co.jp/dp/B00ITJVKIK

≪Google play版(Android、iPhoneなど)≫
https://play.google.com/store/books/details?id=ozT8AgAAQBAJ&pg

≪KOBO版≫
http://p.tl/7Xql

さらに以下の8つの電子書店で発売開始になりました。

≪ブックライブ≫
http://booklive.jp/product/index/title_id/254075/vol_no/001

≪紀伊國屋≫
http://www.kinokuniya.co.jp/f/dsg-08-9990255660

≪セブンネットショッピング≫
http://www.7netshopping.jp/dgbooks/detail/-/accd/5110149378/subno/1

≪Yahoo!ブックストア≫
http://bookstore.yahoo.co.jp/shoshi-265024/

≪ひかりTV書店≫
http://book.hikaritv.net/book/content/book-store/9000288759/

≪漫画全巻ドットコム≫
http://www.mangazenkan.com/e-books/item/10171617.html

≪東芝ブックプレイス≫
http://bookplace.jp/pc/product/148221

≪ネオ・ウィング≫
http://www.neowing.co.jp/ebooks/d/BTW10000000117229

いやはや、電子書店ってこんなにあるんですね~。
内容はもちろん同じですので、お好きな形でお読みください。


【ビジネスモデルの参考書・5】ビジネスモデルの企業事例を丁寧に紹介『なぜ、あの会社は儲かるのか』

こんにちは。『ビジネスモデルの参考書』5冊目を紹介いたします。
今回は、竹内が担当です。

図解&事例で学ぶ ビジネスモデルの教科書

先日発売された『図解&事例で学ぶ ビジネスモデルの教科書』
        (監修:池本正純、著:カデナクリエイト、発行:マイナビ)

同じ本が、ある時はものすごく分かりにくく感じ、また、別の時は分かりやすく感じることはよくあります。もちろん、それは、読み手である自分の知識量の変化が原因です。

知識量が増えることによって、「実は丁寧に書かれていてわかりやすい本だったんだ」と気づくこともあれば、逆に、「恐ろしく手抜きの本だったと」と驚くこともあります。

『ビジネスモデルの教科書』執筆準備のために、私が最初に手にとった『なせ、あの会社は儲かるのか?』は、自分にとって、まさに、そんな本でした。もちろん、自分の知識が蓄積されるにしたがって、だんだん良さに気づく前者の例です。

当初、私たちは、本書を「ビジネスモデル関連書籍」のガイド本として利用していました。ビジネスモデルの学説や主だった書籍について非常にコンパクトに紹介されていたからです。実際、この書籍を参考に、ずいぶんと参考書を買い込みました。

なぜ、あの会社は儲かるのか? ビジネスモデル編

本書の著者の山田英夫氏は、早稲田大学ビジネススクールの教授で、専門は競争戦略とビジネスモデルです。コンサルタントとしてシンクタンクでの勤務経験も長く、また企業の監査役も務めています。

本書の1番のセールスポイントは、実は大量の事例紹介にあります。「徹底して事例で説明していく方法を採る」とわざわざまえがきで書いてあるくらいのこだわりです。というのは、人間は、自分が知ってる何かと似てると思ったときに、はじめて腹落ちするからだそうです。極力、事例に日本企業を使っているのもそのためです。

それにしても、ひとつの企業事例が時には10ページ以上に及びます。最初は、一社一社の事例の紹介が長すぎて、「会社のことはよくわかったが、結局、ビジネスモデルはどれだっけ?」という状況に陥ってしまいました。ということで、3分の1くらいのところでとりあえず保留。とりあえず、他の書籍を読むことにしました。

ところが、数冊読んで、再び、本書を開くと、事例が実にわかりやすいことを再発見!確かにまえがきで書かれているように「腹落ち」しました。

本書は経営判断や投資判断をはじめ実践的な目的で書かれた本なので、主要なモデルを、ある程度、理解してることが前提だったわけです。

本書自体がビジネスモデルの入門書ですが、ひょっとしたら「まだビジネスモデルの構築に取り組んだことがない若手ビジネスマン」「学生」などのために、本書の入門書レベルの本が必要かもしれません。「きっとそうに違いありません」と心の中で勝手に方向性を決めた一冊でした。