クールビズの……なんて枕を使うまでもなくオフィスでのファッションスタイルは自由度が増す一方。ノーネクタイやノージャケットは当たり前で、これからの季節はポロシャツ姿のビジネスマンも多々現れるはずです。
もっとも「さすがにそこまでは…」と意外とハードルが高いのが、オンタイムでのジーンズ姿。
そもそも作業着からスタートしただけに、タフ&ワイルドなジーンズの作りとイメージは、とくに堅めの業界では敬遠されがちです。
そんな中、ユニークな切り口でオンスタイルでのジーンズを提案するイベントが、大阪にて開催されました。以下、京橋経済新聞より。
主催はPix(大阪市鶴見区)社長の吉村大作さん。「『オンタイムにジーンズスタイルもアリ』だということを社会に提案したい。今の時代はまずエコがテーマ。ジーンズはとても丈夫で、デザインも時代に左右されにくい。ネクタイを外すエコよりも、(ジーンズ着用は)支持されやすいと考えている。ジーンズには何かがむしゃらさを感じる。スーツのように折り目を気にする必要は無い。この不況の時代にがむしゃらさは必須の要素」。
当日は、経営者・サラリーマン・OL・モデルなど約60人が全員ジーンズ姿で参加。「舞妓(まいこ)や落語家など、ジーンズが最も浸透しにくい人たち」にあえて着てもらおうと、舞妓姿のコンパニオン、落語家の桂三金さんもゲストとして出演。舞妓が着たのはデニム生地の着物。吉村さんがジーンズメーカーに生地の提供を依頼し、上田安子服飾専門学校の生徒が製作したという。桂三金さんもデニム生地の羽織を着て落語を披露した。
デニム生地羽織った舞子さんて斬新です。着込んでアタリや色落ちが出てきたら、きっとえらいワイルド。確かに「がむしゃらさ」は感じさせてくれそうです。もちろん我々編集部は、今日もいつも通りにがむしゃらですけどね(ジーンズ着用率100%)。
[京橋経済新聞]「オンタイムにジーンズを」-京橋で着用推進イベント、舞妓らもデニム姿で
http://kyobashi.keizai.biz/headline/736/