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ニートがお困りごとを解決します

ニートやフリーターが地域の「ご用聞き」を格安で行う試みを、ニートらの就労支援をしているNPO法人「『育て上げ』ネット」が始めたそうです。以下、読売新聞。

 「こんにちは」。1月25日の昼下がり。立川市若葉町の団地で暮らす男性(76)宅を、3人の若者が訪れた。仕事は、昨年12月に亡くなった男性の妻の遺品整理。男性にあいさつを済ませると、3人は書類や本などが雑然と積まれた一室に入り、手際よく段ボールに遺品を整理していく。男性は「この年で片づけはつらい。やってもらえて気が楽になった」と笑顔を見せた。
 同NPOが「ご用聞き」を始めたのは昨年11月。(中略)同NPOの井村良英・地域担当部長は、「ニートと言うと、ネガティブなイメージを持たれがち。地域の人に、ウチがあると助かると思ってもらえるようになりたかった」と話す。
 1月末までに、引っ越しの手伝いや独り暮らし高齢者の家具の廃棄、草刈りや電球の交換など20件の依頼を受け、毎回数人の若者を派遣してきた。(中略)
 ご用聞きに参加する狛江市の男性(37)は、「毎回訪問する家が違うので緊張するが、お礼を言われると役に立てたと感じられる」とやりがいを話す。

ニートが世の中とのつながりを取り戻す、良いきっかけになっている模様。2月末で終了する予定ですが、継続が望まれそうです。
[読売新聞]地域のご用 ニートに任せて
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/tokyotama/news/20100204-OYT8T01503.htm
「育て上げ」ネット
http://www.sodateage.net/


ツイッター勉強会、各地で続々

先日の記事でも紹介した、いま何かと話題のtwitter(ツイッター)。これをビジネスにどう活かせるのかをテーマに、全国各地でツイッターに関するセミナーや勉強会が開催されているようです。
高松ではツイッターを活用して地元商店街を活性化する方法を考えるセミナーが開催され、名古屋ではツイッターを通してビジネスの情報交換をする「ツイッター名古屋交流会」が発足。ツイッター自体の可能性も未知数なところが多いので、これらの取り組みも今後の発展が期待されます。こうしたセミナーを探している中で、これから開催予定のツイッター勉強会、セミナー情報をいくつか見つけたのでご紹介します。興味のあるセミナーに足を運んでみてはいかがでしょうか。
『twitter革命~ビジネスが、ニュースが、そしてすべてが変わる~』
http://www.rbbtoday.com/bch/seminar/2010-2-10-S10050.html
『ツイッター講習会&AQUSU(アクシュ)セミナー&異業種交流会』
http://www.thoreau.co.jp/event/index.html#twitter
尼崎商工会議所『“ビジネス活用”のためのツイッターセミナー』
http://www.amacci.or.jp/seminar/twitter/index.html
<参考記事>
[nikkansports.com]ツイッターで名古屋のビジネス活性化を
http://www.nikkansports.com/general/news/f-gn-tp2-20100203-592316.html
ツイッター名古屋交流会
http://twinagoya.ning.com/
[毎日.jp]ツイッターで商店街ににぎわいを 香川・高松でセミナー
http://mainichi.jp/select/wadai/horidashi/news/20100131mog00m040019000c.html


路上プログラマー、現わる。

今や、仕事で欠かせないパソコン。最近、路上でパソコンを操る『路上パソコン族』が増加中だそうです。中でも、注目を浴びているのは、太股の上にパソコンを置いて操作する、いわゆる『小池スタイル』を編み出したシナリオライターの小池陸さん。以下産経ニュースより。

『自らの銀行口座番号をユーザーがさらして、“義援金”の振り込みを求めるサイト「金くれ」を開発。(中略)。「『金くれ』は社会的な意味など、深いことを考えて作ったのではありません」ときっぱり。一昨年春、お金がなくなり窮状に陥った際、ツイッターで支援を得て1カ月しのいだ経験に加え、ツイッターやブログの仲間うちの会話で着想を得て「面白そうだから」と、路上で作られた。
 オープンソースのWebアプリケーションフレームワーク「Ruby on Rails」を使うようになって1カ月後のことで、開発期間はおよそ3時間。ただならぬスピードだが、「ツイッターで分からないことを聞けば、教えてくれるプログラマーがいたからできた」と振り返る』

オフィス勤務、在宅勤務、カフェテラス勤務、路上勤務など、多様なワークスタイルをチョイスできる時代は、もう到来しているのかもしれませんね。
[産経新聞]路上でプログラミング 小池陸さん(23) 
http://sankei.jp.msn.com/economy/it/100204/its1002040501000-n2.htm
金くれ
http://kanekure.ssig33.com/


就活パニック!? 説明会2分で満席

例年よりいっそう厳しい状況が見込まれる今年の就職活動。会社説明会の予約がすぐに満員になるケースが増えているようです。すごいところでは、申込み開始から2分で席がすべて埋まってしまった会社もあるとか。記事によれば

リクルートでは、「採用を減らして説明会の人数も絞っていることより、学生が苦労している先輩を見て、危機感や強いあせりを持っているからでは」とみる。ディスコの広報担当者も、同様な見方をしている。厳しい就職事情を考え、「とりあえず席を押さえておこう」という学生が多いため、人数が増えている可能性もあるという。

中にはこうした状況に対応するため、いつでもPCのウェブサイトを確認できるiPhoneを購入した学生もいるようです。そこまでしなければならないほど厳しいのかとも思うのですが、「とりあえず席を押さえておこう」で説明会に来られる企業も大変です。就職に対する過剰なあせりが人材のミスマッチを招かないことを願います。
[Yahooニュース]企業の就職説明会「2分で満員」 予約用iPhone買う大学3年生
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100131-00000000-jct-soci


今年もWLBフェスタ開催!

「国民一人ひとりがやりがいや充実感を持ちながら働き、仕事上の責任を果たすとともに、家庭や地域生活などにおいても、子育て期、中高年期といった人生の各段階に応じて多様な生き方が選択・実現できる社会」を(内閣府ワークライフバランス憲章より)――。
徐々に根付いてきた「ワークライフ・バランス(仕事と生活の調和)」の意識。この機運をさらに盛り上げようと、来る2月9日(火)10時~17時まで、東京都の主催で東京国際フォーラム展示ホール2にて『ワークライフ・バランスフェスタ2010』が開催されます。
従業員が仕事と生活を両立しながら働ける職場のために、優れた取組を実施した「東京ワークライフバランス認定企業」の紹介や、フリーアナウンサーの酒井ゆきえさんや株式会社ワークライフ・バランス代表取締役社長の小室淑恵さんによるパネルディスカッションなど、多彩なメニューで働き方・生き方を探ります。
うれしいことに入場は無料。人事・総務担当者や経営者のみならず、興味のある方は足を運んでみてはいかがでしょうか?
ワークライフ・バランス・フェスタ
http://www.wlb-tokyo.jp/