社会を知るためのインターンシップ。学生の間ではすっかりポピュラーになりましたが、今後は、お母さん達の間にも広がっていくかもしれません。そんな可能性を感じさせるのが、品川区の取り組みです。以下読売新聞より引用。
東京都品川区は4月から、区立保育園に子供を預ける全保護者を対象に、実際に保育士を体験してもらう試みを始める。
「若い親に保育園の実情を知ってもらうのが狙い。区によると、こうした取り組みを自治体をあげて行うのは全国初という。
区などによると自分の子供の保育について様々な注文をつける親が増え、保育士の負担が大きくなっているという。そこで区が昨年、園児の保護者114人に試験的に保育士体験を実施したところ、「保育士の苦労がわかった」などの声が寄せられた。保育士からも「保護者との距離が縮まった」との意見が相次いだ
「若い親に保育園の実情を知ってもらうのが狙い。区によると、こうした取り組みを自治体をあげて行うのは全国初という。
区などによると自分の子供の保育について様々な注文をつける親が増え、保育士の負担が大きくなっているという。そこで区が昨年、園児の保護者114人に試験的に保育士体験を実施したところ、「保育士の苦労がわかった」などの声が寄せられた。保育士からも「保護者との距離が縮まった」との意見が相次いだ
モンスターペアレンツが増加しているのは、保育園や学校と両親、他の両親とのつきあいなどが薄まり、客観的な視点が欠けてしまったためかもしれません。同区のような取り組みが、様々な地域、また、様々な職種に広がっていけば、無理難題を言う人は少なくなるかもしれませんね。もちろん、子どもに対しても、自分のエゴを押しつけなくなることも期待できそうです。
[読売新聞]園児の保護者全員に保育体験、品川区が試み
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20100204-OYT1T00073.htm