卒業後もハローワーク支援 埼玉で

高校生の就職内定率が55%と全国で高校生の就職難が問題になっています。そんな中、埼玉労働局は就職が内定していない高校生に対し、卒業後も職業相談や職業紹介を続ける取り組みを始めるようです。以下、読売新聞より。

高卒者の雇用環境は特に厳しく、県内の卒業予定者の就職内定率は昨年11月末時点で69・3%。バブル崩壊後の就職氷河期をしのぐ水準で、例年なら年末時点で90%前後となるが、今年度は80%を下回る見込み。
 このため、埼玉労働局は、多くの生徒たちが卒業後、就職指導が受けられなくなる状況を食い止める必要があると判断。まず、高校と連携し、卒業直前の2月末に開催する就職面接会への参加を促し、未内定の生徒を把握する。就職を支援しつつ、未内定が続く場合は、各ハローワークに生徒を個別に呼び出し、職業相談や職業紹介などを行う。
 4月以降も個別の相談を続ける一方、28日に成立した第2次補正予算の「新卒者体験雇用奨励金」を活用した求人の確保や、職業訓練コースの創設を図る。

就職にハローワークが積極的に関与するのは異例のことのようですが、埼玉労働局のような状況に合わせた柔軟な対応は、他の地域でも参考にするべきではないでしょうか。
[読売新聞]卒業後も異例の就職支援  高卒未内定者
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/saitama/news/20100128-OYT8T01336.htm


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sugai

sugai について

1982年山形県南陽市生まれ。『BIGtomorrow』『PCfan』『週刊 東洋経済』などに記事を寄稿。所属する株式会社カデナクリエイトではIT担当として、TwitterのレクチャーからWordPressでのブログ構築まで手広くこなす。