兵庫県警が、将来の道を決めかねている若手警察官に対し、中堅刑事らに職場での経験や魅力を伝えてもらう取り組みを、年明けから本格的に始めるそうです。以下朝日新聞より。
若手に経験などを伝えることになる警察官は、「セカンド・リクルーター(SR)」と呼ばれる県警本部の刑事、生活安全、警備、交通の4部門の計104人。35歳未満で構成され、勤務成績や指導力などをもとに指定された。
(中略)
交番(地域課)に勤める若手が他部門への配転を望む声の割合に大きな変化はないが、警務課幹部は「希望の強さが年々淡泊になっているような気がする」と打ち明ける。
さらに昨年以降、盗撮行為や下着を盗んだ疑いで相次いで逮捕されるなど、10~20代の不祥事が続発。こうした事態を受け、県警は先月、警察署勤務の若手に5人程度でグループを作ってもらい、不祥事が起きた理由や再発防止策について意見を議論する取り組みを始めた。
「相談できる相手がいなかった」「同僚や先輩とのコミュニケーションが足りない」――。取り組み内容を検証した結果、進むべき道を決めたいとの思いがあるのに、上司や先輩から指示や指導を待つ若手の姿が浮かび上がったという。
(中略)
交番(地域課)に勤める若手が他部門への配転を望む声の割合に大きな変化はないが、警務課幹部は「希望の強さが年々淡泊になっているような気がする」と打ち明ける。
さらに昨年以降、盗撮行為や下着を盗んだ疑いで相次いで逮捕されるなど、10~20代の不祥事が続発。こうした事態を受け、県警は先月、警察署勤務の若手に5人程度でグループを作ってもらい、不祥事が起きた理由や再発防止策について意見を議論する取り組みを始めた。
「相談できる相手がいなかった」「同僚や先輩とのコミュニケーションが足りない」――。取り組み内容を検証した結果、進むべき道を決めたいとの思いがあるのに、上司や先輩から指示や指導を待つ若手の姿が浮かび上がったという。
以上の理由からSR制度を導入したとのこと。ベテラン刑事からは「過保護」という声も上がっているそうですが…。どの職場でもこうした制度が必要になってきているのかもしれません。
朝日新聞「若手警官に進路指導」
http://mytown.asahi.com/hyogo/news.php?k_id=29000000912240003