ロボットがシゴトを変える?

最近、産業用や介護関連などの細かい作業に対応するロボットの開発に力を入れる企業が増加したそうです。たとえば、大阪の東洋理機工業は、鋳造工場の「エアハンマー」(高温の鋼材をハンマーで打ち付けて鍛える)という作業を手がけるロボットの開発に成功しつつあります。
中小企業から大企業まで、こぞってロボット開発に参入する理由は不況の深刻化。本業の不振をなんとか新規産業で補おうとしているわけです。
世の中には、ロボットを必要としている3K分野のシゴトは沢山ありますが、市場が小さかったり、開発に手間がかかるため、多くは手つかずのままでした。しかし見方を変えれば、競争を避けて共存共栄をはかれるニッチな分野の宝庫。多くの企業がロボット産業に参入することで、ロボット市場に厚みが出ることが期待されています。
ロボットの導入が広がれば、体力に欠ける女性や高齢者などの雇用の場が広がったり、人集めに苦労する3Kシゴトの労働環境が大幅に改善されるはずです。
ロボット、ニッチ市場に的 成長市場、中小に参入機運
http://www.nikkei.co.jp/news/tento/20091225AT1S2200222122009.html


カテゴリー: ニュース | 投稿日: | 投稿者:
sugai

sugai について

1982年山形県南陽市生まれ。『BIGtomorrow』『PCfan』『週刊 東洋経済』などに記事を寄稿。所属する株式会社カデナクリエイトではIT担当として、TwitterのレクチャーからWordPressでのブログ構築まで手広くこなす。