こんにちは、杉山です。
PHP研究所のビジネス誌『The21』8月号で、
神田昌典さんの連載『ビジネス賢者の読書論』最終回と、
茂木誠さんの特集記事「政治・経済ニュースを読むための世界史」の取材・構成を担当しました。
神田さんの連載は第4回の短期連載でしたが、毎回濃い内容で、1年ぐらい連載を続けたような感覚があります。
印象的なことはたくさんあるのですが、とくに印象深かったのは、「READ FOR ACTION」という読書会。
読書会というと、本を読んでいってああでもないこうでもないと語り合うイメージですが、
「READ~」は、事前に本を読まなくてOK。
当日、その場で少しずつ読みながら、他の参加者と話して、「こんなことが書かれていた」などと内容を共有し合い、理解を深めていきます。
皆で協力しながら本を読むというイメージでしょうか。
ただ読んだだけで終わりにならないよう、本から学んだことを踏まえ、必ず行動目標に落としこむことも、大きなポイントです。
1回参加させてもらったのですが、これなら、一人では読みこなせないような難しい本でも読めるな、と実感。
また、本を一緒に攻略した「同志」という感覚が芽生えるのか、終了後、初対面の参加者同士で話しこむ姿があちこちで見られました。
福島では、この読書会での出会いをきっかけに、地元復興のプロジェクトが立ち上がったそうです。
本誌記事中では、この「READ FOR ACTION」のもう一つの効能について、書いています。よろしければご覧ください。