『週刊東洋経済』3月29日号で一部執筆しました

週刊東洋経済 2014年3/29号 [雑誌]

こんにちは。竹内です。
昨日発売の『東洋経済3月29日号』の特集「経済超入門」で執筆させていただきました。

経済超入門といっても、単なる用語や理論の説明ではなく、「緊迫のウクライナ プーチンはどう出る」「アベノミクス景気はいつまで続くか」といった現実の問題を教材に経済が理解できる仕組みになっています。

私が担当したのは、「息の長い経済書の定番  いま注目の古典はこれだ」。

書店や出版社を回って、どんな古典が売れているのか、売るためにどんな工夫をしているのかを取材しました。本当は、あわせて「売れてる経済学の教科書」も紹介する予定だったのですが、日経BPクラシックス登場の背景、翻訳家の故:山岡 洋一氏の古典翻訳にかける熱意、老舗だからこそ整っている岩波書店の復刊システムなど物語がありすぎて、泣く泣くカットすることになりました。

もったいないので、ボツ原稿の一部内容を紹介します。社会人が利用する場合は「経済学をきちんと学びたいならマンキュー」「経済政策など現実に即したことも考えたいならスティグリッツ」「現実の経済の面白さを知りたいならクルーグマン」だそうです。いずれの教科書も、やけに分厚く、思わずひきますが、その理由は、知識ゼロの人が理解できるように懇切丁寧に解説しているため。まず独学して、ディスカッションというアメリカの大学の授業スタイルに対応しているわけです。こう聞くと、もう一度、経済学の勉強にチャレンジしようかなという気持ちになってきますよね。

基礎教養の著しい不足で、最初から最後まで赤面しっぱなしでしたが、非常に楽しい取材でした。書店などでチラリとみてくれればうれしいです。


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takeuchi

takeuchi について

東京生まれ。西武百貨店勤務を経て株式会社カデナクリエイト設立。雑誌、社内報、単行本、webなど媒体問わず執筆。興味の中心は人事制度や社内教育だったが、最近は、インターンシップ、塾、学校など『教育』全般に広がっている。苦手は整理整頓。