『カジュアル起業 ~“好き”を究めて自分らしく稼ぐ~』が発売になりました。


こんにちは。箱田です。

本日、毎コミ新書『カジュアル起業 ~“好き”を究めて自分らしく稼ぐ~』が発売になりました。

カジュアル起業って何?

それは本業をしっかり持ちながらも、無料や低料金のネットサービスを活用して、しれっと「好き」な事で起業することです。
実は、一昨年あたりからアメリカ西海岸のIT起業家たちの潮流として、静かに広まっている起業スタイル……。
なのですが、それを実践している人って、日本にもいますよね。
ということで、以下8人のカジュアル起業家の方々を紹介させていただいています。

1人目。秋葉原でメイドさんらと環境活動・社会活動をしているNPO法人「リコリタ」の真田武幸さん。「利己な欲求を利他な活動に」という団体名がすばらしく、本書をまとめる発端の一つになっています。普段は広告の仕事をしている真田さんがイケメンかつおしゃれ過ぎなのが、難点です。冗談です。

2人目。「精巧に作られたガンプラを眺めるのが好き」なんて趣味が高じて、プラモの投稿ギャラリーサイト「モデラーズ・ギャラリー」を起ち上げたa-keiさん。普段は会社に努めつつ、週末はスタバで作業してます。きっと日本で一番ガンプラを”見ている”人です。

3人目。一階でDVD販売、地階でスタジャン通販というリバーシブル経営を続ける「スタジャンドットコム」の笠羽眞太郎さん。アダルト好き……いや、アメカジ好きにとってグッと来る“男の城”を築き上げた人です。

4人目。栃木にある『ミートショップこしみず』の小清水邦治さん。ミートショップなのに、オススメの商品がコロッケとストラトキャスターだったりします。何という振れ幅でしょう。くわしくは本書で。

5人目。週末だけ開くバー『スキーマ』を起ち上げたウェブディレクターの渡沢農さん。実家・山形と東京を繋ぐ、人と人を繋ぐ。つまりはスキマを埋めるのが彼の本質。そして「参加する側のほうが楽しくないですか?」という言葉が全てでした。覚醒のネットワーク。

6人目。閉店日の店の軒先や商店街の空き店舗など世のデッドスペースを、時間単位・週単位で貸し出す「軒先ドットコム」。オーナーの西浦明子さんは妊娠中&出産直後にコレを起ち上げました。「だって早く起ち上げたい! ってワクワクしたから」。いいですよね。

7人目。おいしいお茶を入れたいから、という理由でお茶の移動販売を続ける水戸の「出張お茶サービス社」渡辺秀明さん。キース・ジャレットが流れる軽自動車カフェなのですが、仲良くなるとアニソンも流してくれます(秘密)。

8人目。秋葉原に本店をもち、今や日本中に十数店舗を持つ鉄道模型店『ポポンデッタ』の太田和伸代表。もちろん本業が別にありまして、何とアレなんですよ。アレ。

と書いている人間はカジュアルというより軽々しいスカスカ人間ですが、登場いただいている方々は本当にすばらしい人ばかりですので、書店で見かけたら、ぜひ手にとっていただき、一冊はレジへ。一冊は目立つように『もしドラ』の横へ。もう一冊は間違えて手に取ることを願って『謎解きはディナーのあとで』の下へ。持っていっていただけると幸いでございます。


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hakoda

hakoda について

1972年新潟県生まれ。『月刊BIG tomorrow』『Discover Japan』『週刊東洋経済』等で、働き方、経営、ライフスタイル等に関する記事を寄稿。著書に『図解&事例で学ぶイノベーションの教科書』『クイズ商売脳の鍛え方』(共著)、『カジュアル起業』(単著)などがある。好物は柿ピー。『New Work Times』編集長心得。