もっと広がってほしい『花粉症通院休暇』制度

いよいよ花粉症の時期到来です。花粉症の人にとっては、症状がつらいだけではなく、仕事の効率が低下することも大きな悩みです。車を運転する人にとっては事故にもつながりかねません。ということで、次のような取り組みをするタクシー・ハイヤー会社も現れました。以下JCASTニュースより引用。

東京都内を中心にタクシー・ハイヤー事業を展開するハロー・トーキョーは、自社ドライバーを対象とした「花粉症通院休暇」を導入している。
(中略)
そこで同社では、花粉症治療で通院するドライバーに対し、初回通院分の5時間を「花粉症通院休暇」として有給休暇を認めることとした。ハロー・トーキョーのドライバーには、月11回、1回あたり20時間の乗務が定められているので、今回の有給休暇は0.25回分の乗務に当たる

一方、花粉症対策で使われるクスリの多くは、集中力や判断力、作業能率が低下するといった副作用があります。そうした影響への理解を広めていき、また影響を最低限にとどめる運動、『インペアード・パフォーマンス ゼロプロジェ
クト』にも同社は加入しています。車内には、ウィルスをカットできるレベルの強力な空気清浄機を備えているそうです。
企業の経常利益は2年半ぶりに増加に転じました。もし、花粉症対策がもっと広がれば、生産効率がアップして、日本経済の回復も加速度がつくかもしれませんね。
[J-castニュース]花粉症のタクシードライバーに「通院有給休暇」
http://www.j-cast.com/kaisha/2010/03/03061513.html
インペアード・パフォーマンス ゼロプロジェクト
http://www.allergy-i.jp/ipzero/index.html


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takeuchi

takeuchi について

東京生まれ。西武百貨店勤務を経て株式会社カデナクリエイト設立。雑誌、社内報、単行本、webなど媒体問わず執筆。興味の中心は人事制度や社内教育だったが、最近は、インターンシップ、塾、学校など『教育』全般に広がっている。苦手は整理整頓。