『月の石』『マンモスの頭』『太陽の塔』……。1970年、多くの日本人の心を躍らせた大阪で開催された万国博覧会。開催40周年を迎えた今年はさりげなくいくつかイベントが開催される模様です。中でも注目はコレではないでしょうか? 以下、京都新聞より。
日本万国博覧会(大阪万博)40周年を記念して大阪府吹田市に3月にオープンする「EXPO’70パビリオン」に、京都府の会社員の男性(46)が趣味で作った当時の人気パビリオンのミニチュア模型が常設展示される。男性は名前を明かさず、「幼いころ大阪万博でもらった夢を少しでも伝えられれば」と制作に励んでいる。
模型は、各国や企業のパビリオンを300分の1に縮尺した約30センチ四方のペーパークラフト。一昨年に開かれた万博関連の催しに同様の模型を出展したところ、精密さが日本万国博覧会記念機構の職員の目にとまり、展示品作りを依頼された。
大阪万博のパビリオン全116館のうち、「アメリカ館」や「ソ連館」など人気の高かった20館を再現する予定。昨夏から制作に入り、恐竜が円盤をつり上げたような形の「オーストラリア館」、笑顔をイメージした卵形の「ガス・パビリオン」など、既に十数点を仕上げた。外壁に1500枚の鋼材を使った「虹の塔」は、ほぼ同数の紙片を鋼材に見立てて使い組み立てるなど、当時の図面を基に華やかなデザインを精巧に再現している。
模型は、各国や企業のパビリオンを300分の1に縮尺した約30センチ四方のペーパークラフト。一昨年に開かれた万博関連の催しに同様の模型を出展したところ、精密さが日本万国博覧会記念機構の職員の目にとまり、展示品作りを依頼された。
大阪万博のパビリオン全116館のうち、「アメリカ館」や「ソ連館」など人気の高かった20館を再現する予定。昨夏から制作に入り、恐竜が円盤をつり上げたような形の「オーストラリア館」、笑顔をイメージした卵形の「ガス・パビリオン」など、既に十数点を仕上げた。外壁に1500枚の鋼材を使った「虹の塔」は、ほぼ同数の紙片を鋼材に見立てて使い組み立てるなど、当時の図面を基に華やかなデザインを精巧に再現している。
リンク先の映像をみると分かるのですが、これがやたらと精巧。この緻密な模型づくりを、京都府内の電子部品メーカーに勤める制作者の方は、休日や深夜に行っているのだとか。実に楽しそう。懐かしむのみならず、趣味の時間やプライベートを充実させたいと思っている人にも、モチベーションをくれる場になりそうです。
[京都新聞]大阪万博の人気パビリオン、模型で再現吹田の記念館で常設展示へ
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P20100207000048&genre=I1&area=C10