『あふれる情報からアイデアを生み出す 「ものさし」のつくり方』発刊!


杉山です。編集協力をさせていただいた書籍
『あふれる情報からアイデアを生み出す 「ものさし」のつくり方』
(著:吉川昌孝さん、発行元:日本実業出版)
が、10月中旬に全国で発売されました!

新聞やテレビ、書籍、ネットなどで、たくさんの情報を収集し、せっせとストックしているけど、平凡なアイデアしか出てこない。普段の会話でも気の利いたことが言えない…。
そんな「情報メタボ」な人が、この本のターゲット。

著者が所属する博報堂生活総研の思考メソッド「INSIGHT OUT」を元にした、
「インプットした情報を咀嚼し、優れたアウトプットを導き出す」技術を、余すところなく紹介しています。

私がとくに印象深かったのは、「1日1回、『ろ過』をすること」。
具体的には、何か良い情報を見聞きしたとしてもすぐにメモらず、夜寝る前に「今日記憶に残ったことは?」と冷静に振り返り、覚えているものだけをメモすることです。
こうすることで、その瞬間は面白いと思ったけど、実際は大したことのない情報を排除できる。
残った「本当に大事な情報」を考察することで、たくさんの情報に惑わされることなく、アイデアのヒントが見つけ出せるというわけです。

まぁ、そう言いながら、先日の打ち上げでいきなりメモっていた私ですが。自分が生かさないでどーする! という感じですね。

情報収集やアイデア発想がうまくいっていない人には強力におすすめしたい一冊です。


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sugiyama

sugiyama について

1975年東京都生まれ。専修大学法学部卒業後入社。現在「月刊BIGtomorrow」「THE21」「週刊東洋経済」に寄稿中。共著に「イノベーションの教科書」「ビジネスモデルの教科書」「クイズ商売脳の鍛え方」、構成に「うまい棒は、なぜうまいのか」等。週末は野球&空手をするが、ビール&肉類大量摂取でプラマイゼロ