会社員を応援するチアガール

昨年8月から、通勤時間の新宿駅西口に、サラリーマンを応戦する真っ赤なチアリーダーの衣装に身を固めた女性が登場したそうです。以下産経ニュースから引用。

「みなさん、元気ですか? 寒いです。眠いです。会社なんて行きたくありません。私は誰よりもこう思っているダメサラリーマンでした。しかしながら、今だから思うんです。あのとき、もうちょっとだけ勇気を出して、上司に『私こう思うんです』とか言えてれば、ダメ社員なりにも会社や社会のためにお役に立てたのではないかと」
さらに彼女は続ける。
「だから私は、自分らしい方法で誰かをハッピーにするために、ばかばかしいとは思いながら、毎朝ここで日本のビジネスマンを応援することに決めました。今日ここで私を見かけたみなさんが、ちょっとだけ勇気を出して上司に何か言ってやろうとか、大事な人に言えなかった言葉をもう一度伝えようとか、そんなエネルギーになりたいと思っています!」

彼女の名は斉藤彩さん。テレビの番組制作会社、広告代理店を経て、現在はフリーランスで企画や講師などを引き受けています。広告代理店時代、思ったことを口に出せず、力いっぱいがんばれなかったことが強い後悔となったそうです。
思ったことを言わないのは、サラリーマンの処世術。だからストレスが溜まるし、新しいアイデアも生まれません。そんな思いを伝えたくて、毎日街に出るそうです。
斉藤さんに限らず、誰しも、過去をふりむけば後悔の山。そこにけじめをつける方法を発見した時に、一歩新しい世界に踏み出せるのかもしれませんね。
[産経ニュース]直撃!新宿で踊る「謎のチアガール」 冷え込みの朝、なぜ彼女は会社員を応援するのか
http://sankei.jp.msn.com/life/trend/100227/trd1002271203004-n1.htm


カテゴリー: ニュース | 投稿日: | 投稿者:
sugai

sugai について

1982年山形県南陽市生まれ。『BIGtomorrow』『PCfan』『週刊 東洋経済』などに記事を寄稿。所属する株式会社カデナクリエイトではIT担当として、TwitterのレクチャーからWordPressでのブログ構築まで手広くこなす。