月別アーカイブ: 2010年2月

ニートがお困りごとを解決します

ニートやフリーターが地域の「ご用聞き」を格安で行う試みを、ニートらの就労支援をしているNPO法人「『育て上げ』ネット」が始めたそうです。以下、読売新聞。

 「こんにちは」。1月25日の昼下がり。立川市若葉町の団地で暮らす男性(76)宅を、3人の若者が訪れた。仕事は、昨年12月に亡くなった男性の妻の遺品整理。男性にあいさつを済ませると、3人は書類や本などが雑然と積まれた一室に入り、手際よく段ボールに遺品を整理していく。男性は「この年で片づけはつらい。やってもらえて気が楽になった」と笑顔を見せた。
 同NPOが「ご用聞き」を始めたのは昨年11月。(中略)同NPOの井村良英・地域担当部長は、「ニートと言うと、ネガティブなイメージを持たれがち。地域の人に、ウチがあると助かると思ってもらえるようになりたかった」と話す。
 1月末までに、引っ越しの手伝いや独り暮らし高齢者の家具の廃棄、草刈りや電球の交換など20件の依頼を受け、毎回数人の若者を派遣してきた。(中略)
 ご用聞きに参加する狛江市の男性(37)は、「毎回訪問する家が違うので緊張するが、お礼を言われると役に立てたと感じられる」とやりがいを話す。

ニートが世の中とのつながりを取り戻す、良いきっかけになっている模様。2月末で終了する予定ですが、継続が望まれそうです。
[読売新聞]地域のご用 ニートに任せて
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/tokyotama/news/20100204-OYT8T01503.htm
「育て上げ」ネット
http://www.sodateage.net/


ツイッター勉強会、各地で続々

先日の記事でも紹介した、いま何かと話題のtwitter(ツイッター)。これをビジネスにどう活かせるのかをテーマに、全国各地でツイッターに関するセミナーや勉強会が開催されているようです。
高松ではツイッターを活用して地元商店街を活性化する方法を考えるセミナーが開催され、名古屋ではツイッターを通してビジネスの情報交換をする「ツイッター名古屋交流会」が発足。ツイッター自体の可能性も未知数なところが多いので、これらの取り組みも今後の発展が期待されます。こうしたセミナーを探している中で、これから開催予定のツイッター勉強会、セミナー情報をいくつか見つけたのでご紹介します。興味のあるセミナーに足を運んでみてはいかがでしょうか。
『twitter革命~ビジネスが、ニュースが、そしてすべてが変わる~』
http://www.rbbtoday.com/bch/seminar/2010-2-10-S10050.html
『ツイッター講習会&AQUSU(アクシュ)セミナー&異業種交流会』
http://www.thoreau.co.jp/event/index.html#twitter
尼崎商工会議所『“ビジネス活用”のためのツイッターセミナー』
http://www.amacci.or.jp/seminar/twitter/index.html
<参考記事>
[nikkansports.com]ツイッターで名古屋のビジネス活性化を
http://www.nikkansports.com/general/news/f-gn-tp2-20100203-592316.html
ツイッター名古屋交流会
http://twinagoya.ning.com/
[毎日.jp]ツイッターで商店街ににぎわいを 香川・高松でセミナー
http://mainichi.jp/select/wadai/horidashi/news/20100131mog00m040019000c.html


路上プログラマー、現わる。

今や、仕事で欠かせないパソコン。最近、路上でパソコンを操る『路上パソコン族』が増加中だそうです。中でも、注目を浴びているのは、太股の上にパソコンを置いて操作する、いわゆる『小池スタイル』を編み出したシナリオライターの小池陸さん。以下産経ニュースより。

『自らの銀行口座番号をユーザーがさらして、“義援金”の振り込みを求めるサイト「金くれ」を開発。(中略)。「『金くれ』は社会的な意味など、深いことを考えて作ったのではありません」ときっぱり。一昨年春、お金がなくなり窮状に陥った際、ツイッターで支援を得て1カ月しのいだ経験に加え、ツイッターやブログの仲間うちの会話で着想を得て「面白そうだから」と、路上で作られた。
 オープンソースのWebアプリケーションフレームワーク「Ruby on Rails」を使うようになって1カ月後のことで、開発期間はおよそ3時間。ただならぬスピードだが、「ツイッターで分からないことを聞けば、教えてくれるプログラマーがいたからできた」と振り返る』

オフィス勤務、在宅勤務、カフェテラス勤務、路上勤務など、多様なワークスタイルをチョイスできる時代は、もう到来しているのかもしれませんね。
[産経新聞]路上でプログラミング 小池陸さん(23) 
http://sankei.jp.msn.com/economy/it/100204/its1002040501000-n2.htm
金くれ
http://kanekure.ssig33.com/


第6回 特製チェックリスト

あれは、2007年7月。梅雨明け直後の蒸し暑い真夏日のことでした。
取材で新宿に向かう山手線の中で、なんとなく嫌な予感がして、カバンを開けると…。
「なんで、ICレコーダーがないんだよ…」
ライターにとって、ICレコーダーは必須アイテム。
1時間以上に及ぶ取材内容を誤認しないためには、録音が欠かせません。
これは本当にマズい!
というわけで、電車のドアが開くや否や、数百メートルを猛ダッシュし、ビックカメラで、一番安いICレコーダーを自腹で購入(6000円)。
店員から箱をもぎ取り、全身汗ビショで取材場所に急行しました。
すると、初めてお会いするその相手は、かなりかわいい女の子。
なんでこんな時に限って!
「この人、くさい」と思っただろうな…、はぁ(泣)。
しかし、懲りないもので、今でも、忘れ物をすることが度々。
月2~3回は自宅にケータイか定期入れを置き忘れるし、取材に行く途中、取材ノートや地図などがないことに気づき、内心冷や汗をかいていることも。
草野球の時も、チーム全員分のバットやヘルメット一式を自宅に置き忘れたことがありました。
幸い、今のところ、大問題につながったことはないのですが、そのうち取り返しのつかないことになっても不思議ではないよう気がします。
自分だけの失敗で済めば良いですが、他人に迷惑をかけるのは避けねばなりません。
忘れ物をしないための「杉山システム」をつくろう!
そんな話を会社ですると、さまざまな案が出てきました。
1.「はとぽっぽ」作戦
「雑誌で見たんだけど、自分の持ち物を替え歌にして、外出前に歌うといいらしいよ」と竹内。その方は、童謡の「はとぽっぽ」を歌っているそうです。
「サ・イ・フ、テイキイレ。ケータイデンワにカギトケイ♪」てな感じでしょうか。
が、同居人に話したら、「隣人にビョーキだと思われるから、やめてくれ」。
オレ、声でかいからな…。却下。
2.「オール携帯」作戦
「オレが取材したある人は、毎日全部持ち歩いていたぜ。仕事道具、爪切り、ピック、楽譜…」と箱田。なるほど、必要最小限の荷物を選ぼうとするから忘れるのであって、全部持ち歩けばいいのか。
が、同居人いわく、「そんなに荷物重くしたら、イヤになるに決まってるじゃん」。
一蹴されました。却下します。
3.「忘れ物0」作戦
「なら、ケータイを使えば?」と箱田。iPhoneには、「忘れ物0」というチェックリストアプリがあるそうです。
が、同居人いわく、「家にケータイをよく忘れる人が、ケータイにリストつくって、毎日見るとは思えない」。
それもそうだ。却下ですかね。
4.「アナログリスト」作戦
「それなら、コレは?」と竹内が取り出したのがコレ。
6-1.png
おお、紙のリストですか。なんたるアナログ。
竹内の場合、旅行用に使っているそうです。
それにしても、ビール、ワイン、焼酎、日本酒を持参した上、さらに酒を買うとは…。
でも、紙が一番良さそうです。
実は6~7年前にも一度つくっているのですが、いつしかその存在を忘れていた(汗)。
忘れ物リストを忘れないための忘れ物リストが必要そうですが、玄関に置いたり、机に貼ったりしておけば、今度こそ見逃すことはないでしょう。
最終的にコレに落ち着きました。
6-2.png
コレは自宅用。「よく忘れる」「忘れたら困る」項目を書いておきました。
なんだか自分の行く末が心配になってきましたが…。
さらには草野球用もつくりました。これで、もう忘れないぞ!
6-3.png
というわけで、さっそく、今朝、自宅用を使ってみました。その結果。
6-4.jpg
腕時計を忘れました。
リストを見ながら用意していたのですが、やや寝坊して、あせっていて、その、うーん、言い訳になりませんね。
帰って、同居人にこう言われました。
「ツールに頼るより、時間に余裕をもって行動した方がいいと思うよ」


就活パニック!? 説明会2分で満席

例年よりいっそう厳しい状況が見込まれる今年の就職活動。会社説明会の予約がすぐに満員になるケースが増えているようです。すごいところでは、申込み開始から2分で席がすべて埋まってしまった会社もあるとか。記事によれば

リクルートでは、「採用を減らして説明会の人数も絞っていることより、学生が苦労している先輩を見て、危機感や強いあせりを持っているからでは」とみる。ディスコの広報担当者も、同様な見方をしている。厳しい就職事情を考え、「とりあえず席を押さえておこう」という学生が多いため、人数が増えている可能性もあるという。

中にはこうした状況に対応するため、いつでもPCのウェブサイトを確認できるiPhoneを購入した学生もいるようです。そこまでしなければならないほど厳しいのかとも思うのですが、「とりあえず席を押さえておこう」で説明会に来られる企業も大変です。就職に対する過剰なあせりが人材のミスマッチを招かないことを願います。
[Yahooニュース]企業の就職説明会「2分で満員」 予約用iPhone買う大学3年生
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100131-00000000-jct-soci