経済産業省が、12月25日、来春、大学や高校を卒業する学生・生徒の採用意欲があり、かつ製品やサービス、人材育成方針に優れる「雇用創出企業」1437社を公表しました。
採用意欲はあるものの、学生内での知名度が低い中小企業を知ってもらうことで、雇用のミスマッチの解消を図るのが狙い。
1437社の大半は中小企業で、食品や機械、化学などの製造業、農林水産業、サービス業など、幅広い分野の企業が並んでいます。
同様の試みは、今年2月にもおこなわれ、7000人の採用につながったそうです。
今後は、公表企業の魅力をWebや冊子にて情報発信すると共に、大学、ハローワーク、ジョブカフェなどで周知をしていく予定。
地道な施策ですが、実効性が期待できそうです。
朝日新聞「この中小企業1437社、新卒採用検討中」経産省公表
http://www.asahi.com/business/update/1225/TKY200912250443.html
経済産業省「『雇用創出企業』新リストの公表について」
http://www.meti.go.jp/press/20091225001/20091225001.html