北斗の拳に導かれ? 法律家が学校建設

働き方のスタイルやその動機づけは人によって違うもの。意外な人物に導かれて、こんな挑戦をスタートさせた司法書士事務所が現れました。以下、プレスリリースより。

「本当にやさしい無料相談」をコンセプトに法律業務を展開する司法書士法人新宿事務所(本社:東京都新宿区、代表:阿部 亮 34歳)は、この度、カンボジアに学校を建設いたします。
当事務所代表 阿部 亮は、小学校5年生の時、漫画「北斗の拳」の登場人物である南斗白鷺拳(はくろけん)の伝承者シュウの「今より輝こうとする子供たちの光を奪い去ることは許さん!」という言葉に感銘を受けました。
そして、同じ地球上に生れ、学校がないという理由だけで学ぶことができない子供たちがいるという状況は、まさに、今より輝こうとする子供たちの光を奪い去ることと同じではないかと考えました。そこで、自分に少しでもできることがあればと思い、この度、学校建設を決意しました。
(中略)
営利行為である法律業務から得られた収益を、国内外に還元することで、はじめて他の民間企業と同等のCSR義務を果たしていると言えるのではないでしょうか。
こういった背景により、私たち司法書士法人新宿事務所が一人でも多くの子供たちの笑顔を守るべく、NPO学校をつくる会と連携を取りながら、入念な調査を行い、今後30年は使用できる頑丈な小学校校舎を、需要があると見込まれる村に建設する運びとなりました。

建設予定地はカンボジアのプレイベン県プレイクラー地域。校舎1棟5教室に加えて黒板、机、椅子といった備品も支援する予定だそうです。北斗の拳にインスパイアされたところも含めて、すばらしいの一言です。
カンボジアに学校を建てようプロジェクト
http://www.e-shihoushoshi.com/cambodia/


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takeuchi

takeuchi について

東京生まれ。西武百貨店勤務を経て株式会社カデナクリエイト設立。雑誌、社内報、単行本、webなど媒体問わず執筆。興味の中心は人事制度や社内教育だったが、最近は、インターンシップ、塾、学校など『教育』全般に広がっている。苦手は整理整頓。