商品やサービスが成熟してコモディティ化が進むと、どうしても「安売り競争」に巻き込まれるもの。
うまく・安い店がはびこる「たこ焼き屋」さんだって、当然、その範疇にあります。
しかし、深紅のスーツにリーゼント姿という「ロックなワークスタイル」で高付加価値を実現。話題のタコ焼き屋さんを作り上げた人が奈良にいました。
まずはリンク先をご覧あれ。
http://nara.keizai.biz/headline/326/
そんな同店が新メニューを誕生させた模様。実にロックです。以下、奈良経済新聞より。
店主の強烈な個性で注目を集めるたこ焼き店「7’sHAPPY(セブンズハッピー)」(奈良市西大寺赤田町、TEL 0742-53-0335)は4月22日、新メニュー「フランキーカラットのコロッケンロール」の提供を始めた。
これまでにもホットドックなどの新メニューを考案するも、「魂がこもらなかった」と販売を断念してきた店主の中川太志さん。今回は、「エキサイティングコロッケンロール」と題した歌が完成したことを機に販売を決意した。
新たな機器を導入した際には、いつも名前を決めるという中川さんは、今回のコロッケを揚げる機器のフライヤーを「フランキー」と命名。「心(テンション)を上げて上げて、『カラット』宝石みたいに輝くように」とのメッセージを込めて「フランキーカラットのコロッケンロール」が生まれた。
(中略)
中川さんは、過去に雑誌で読んだという尊敬する矢沢永吉さんの言葉を受けて、「輝くためには、新しいものを取り入れるための挑戦が必要。失敗を恐れずに揚げ物に挑戦した」とし、「感謝アンドグッドラック」と締めくくる。
価格は69(ロック)円。
これまでにもホットドックなどの新メニューを考案するも、「魂がこもらなかった」と販売を断念してきた店主の中川太志さん。今回は、「エキサイティングコロッケンロール」と題した歌が完成したことを機に販売を決意した。
新たな機器を導入した際には、いつも名前を決めるという中川さんは、今回のコロッケを揚げる機器のフライヤーを「フランキー」と命名。「心(テンション)を上げて上げて、『カラット』宝石みたいに輝くように」とのメッセージを込めて「フランキーカラットのコロッケンロール」が生まれた。
(中略)
中川さんは、過去に雑誌で読んだという尊敬する矢沢永吉さんの言葉を受けて、「輝くためには、新しいものを取り入れるための挑戦が必要。失敗を恐れずに揚げ物に挑戦した」とし、「感謝アンドグッドラック」と締めくくる。
価格は69(ロック)円。
愛用する機器に名前をつける、という発想も実にロック。バイクや愛車に名前をつける不良っぽさと同時に、工業ロボットにも「太郎」「花子」などと名前をつけてきたモノ作り大国・日本の風情も感じさせます。
いずれにせよ作り手の個性的なワークスタイルが、大きな差別化戦略になる時代。中川さんの徹底ぶりは業種や職種を問わず、自分ブランディングの参考になりそうです。
[奈良経済新聞] 「コロッケンロール」-奈良のたこ焼き店「セブンズハッピー」が新メニュー
http://nara.keizai.biz/headline/394/