隠岐諸島の中ノ島にある海士町の町おこしが、注目を集めています。総務省の受託事業で、都内の飲食店など8カ所に、離島の模様を中継・映像配信。見事に町の活性化につながったそうです。以下、産経新聞より。
養殖中の岩ガキや隠岐固有の黒毛和牛・隠岐牛の放牧風景を町の担当者らが撮影、編集して配信。ディスプレーを設置している東京都千代田区の島根郷土料理店「主水(もんど)」では岩ガキの旬ではない時期に、瞬間凍結技術で解凍後も鮮度の保たれる映像を流した結果、通年で岩ガキの注文が入るようになった。ビジネスマンなどが多い同区内のカフェも町のアンテナショップと光回線でつなぎ、海産物の中継を行っている。
(中略)山内道雄町長(71)は「情報発信によって地場産品を販売する第三セクター『ふるさと海士』は目標より1年前倒しで単年度黒字を達成し、島の産業がうるおい始めた。今後もICTを活用し、首都圏にアピールしたい」などと話した。
(中略)山内道雄町長(71)は「情報発信によって地場産品を販売する第三セクター『ふるさと海士』は目標より1年前倒しで単年度黒字を達成し、島の産業がうるおい始めた。今後もICTを活用し、首都圏にアピールしたい」などと話した。
町が活性化すれば、働きがいも生まれ、その地域で働く人が増えることも期待できます。他の町でも活用が進みそうです。
[産経新聞]「島がうるおい始めた」 ICT活用、都内飲食店で海産物中継
http://sankei.jp.msn.com/region/chugoku/shimane/100307/smn1003071839000-n1.htm