八王子市内の中小企業で、学生に「戦力として働いてもらう」インターンシップ(就業体験)がおこなわれています。
これは、八王子市の委託事業として、首都圏産業活性化協会(TAMA協会)が、今年度から実施している「ものづくり留学」。短期の就業体験と違い、各社の業務に役立つことが目標。企業側の面接があり、約1~6カ月の間、企業で社員と一緒に、実際の業務を担当します。
今年度は、3社で4人の学生が、働いています。ある学生は、8月から実験装置メーカーに週1~2回出社して、製品化が予定されている小型地震体験機のプロジェクトに参加し、ニーズ調査を実施。ある学生は、10月から加湿器メーカーに週1回出社し、新製品展示会で配布する販促用チラシをつくっています。
学生にとっては、短期就業では得にくい、密度の濃い体験が得られる一方、企業にとっても、学生の柔軟なアイデアを得られるメリットがあるようです。
読売新聞「就業体験は新戦力」
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/tokyotama/news/20091217-OYT8T00089.htm