就職氷河期の再来と言われる現在。内定がないまま卒業を迎えたという人も多いといいます。そこで気になるのが先輩たちはどうだったのか。前の就職氷河期で、卒業後も就職活動を続けて見事就職を決めた人たちのアンケートがアルバイト情報の「an」から発表されました。
[アルバイト・バイト検索 /an regular(アン レギュラー)]内定ゼロからリベンジ成功!氷河期世代100人リサーチ
http://regular-shigoto.weban.jp/contents/job_station/100405.html
対象となったのは2000年~2005年の間に高校、専門学校、短期大学、大学、大学院のいずれかを卒業、在学中に就職活動で内定をひとつも獲得せずに卒業し、その後1年以内に正社員となった方100名。
意外だったのは「卒業してから、会社選びの基準を変更した?」の質問に、「条件を変えなかった」人が4割近くいたこと。ある程度の妥協は必要かとは思いますが、やはりやりたいことがはっきり決まっているほうが就職しやすいのかもしれません。もっとも、条件を変更しなかった人は条件を変更した人に比べて就業までの期間が長くなっている傾向があるそうです。
一般的に内定がないまま大学を卒業すると「既卒」となり新卒扱いにならないため、就職するのが非常に厳しくなると言われています。先の氷河期世代の中で、既卒から正社員になれた人がどれほどいるのかよくわからないのでなんとも言えないところがありますが、いろいろと参考になるところは多そうです。